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朝寝して起きると、自衛隊射撃場で銃による殺傷事件の報があり、画像を見てすぐに近所の日野だと判った（登った山から関心を持って見下ろしたことがある）。同年の坊が起こした事件について、息子（18）と話しながら昼食を採った。18歳の自衛官候補生「52歳の教官が狙いだった」！ 計画を練っていた？ くわばら、くわばら。
食後に「日本登山大系」の�シ�岳��穂高岳を、地図を片手に読む。この夏と来週末の登山計画を練るために。
今日日、こんな昔の紙媒体の資料から山行計画を立案する人種はヤマレコ上に居るだろうか。あ、もしや「日本登山大系」の存在すら知らないか。
ネットに依った山行計画をするその人たちが、ネームバリューのあるヒット山行に群がれば群がる程に、かつてはトレースされた【質の高い、命を懸けた】その他ラインが霞んでゆく。皮肉な現象である。人気ルートの山行件数が積み重ねられる程に、その傾斜の度は増して一極集中は進む。歴史的な観点からは離れた、北鎌尾根、前穂北尾根、奥穂南稜、黒部川上ノ廊下というトレードルートたち。
ヒトとは違う、自分だけの登路を見出そうという輩にとっては好ましい現象でもあるのだからまぁ、いいか（立案した計画が、ネットで上げられていないことを確認するために、ネット検索することは私にもある）。
明神岳�喫�への私だけのオリジナルライン、見つけた〜（上条嘉門次にはトレースされていることと思う）。
21世紀、山はまだまだ面白い。
こんばんは。ご存じですか、登山大系。
「スタンダールの遺書」という本やニーチェ全集も出している出版社だそうです。
僕の周りの20代、30代は皆、登山大系を持っていて、読んでいますよ ご安心を
ボロボロの「2 南会津・越後の山」が常にカバンに入ってる20代も知っています
地形図から計画したルートが登山大系に無いと嬉しくなったりします
1981年より前の記録は登山大系にまとめられていますが、
登山大系〜ネット普及までの「間の時代」のものは、山岳会の会報や岳人の速報などにしか出てないく、埋もれてしまっているのが残念なところです…
南会津編をボロボロになるまで読み込むなんて、浪漫があります。毛猛の遡下降記録、大変興味を持って読みました。
白水社は昔から山の本に力を入れていてボナッティの本も我が家に２冊あります。
確かにネットの普及でずいぶん変わったと思います。
わたしも４０年前はさらに古い本を頼り池塘に浮かぶ浮島を楽しみに至仏山から歩いて平が岳に行ったら真新しい木道があってがっかりしたり、1/25.000でゲジゲジが沢山ある沢に行ったらえらいスケールで、あとでそこがオツルミズ沢という有名な沢だったりと面白い経験をしました。
山の本では先輩の「八ヶ岳研究」を後輩が電車に置き忘れ、ずっと根に持たれたことでしょうか。
紙媒体は内容がどんどん古くなるのでそのギャップが山行を楽しくすると思います。
「単独行」を読んだ記憶で八ヶ岳を歩いて？？？だったのも楽しい印象でした。
ネットも使いようだとは思います。ただ、ネットも“ザル”なので万能だと誤解されないことが大事に思います。
貸した本を無くしたら、私もその後輩を許せるかしらん？
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