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昨日観に出た「娘〜(1960)」は流石に蠍座で昔掛かっただけあって観応えがあった。モロに昭和の映画だった。この映画で私の印象に残ったのは、主題とは離れるが仲代達矢と原節子とのfine romanceとその別れだった。裏に打算あってのことだったがそれすらも実らない、けれども希望ある結果となるのが成瀬映画だというのか。
杉村春子の小五月蝿い姑っぷりには思わず唸るほどで、劇中クスクス笑いが周囲から漏れるほどに嫌ったらしい演技だった。草笛光子は美しく、また淡路恵子はある意味で美しく。三益愛子は私には南田洋子にしか見えなかったのだが、川口松太郎の奥方であり川口浩の母とのこと。
尚、ここ最近のロイヤル劇場の客の入りは上々である。ただ客層は、本映画に登場する”当時の”宝田明や団令子たちである。
先週の「驟雨」鑑賞後には、maasukeさんと前回のルーちゃんの店で呑んだ。私なんぞが頂くに値するとは思えない、どえらいお土産を頂いた。次回はその土産と関連あるお店へご一緒する約束をして再会を期した。御馳走になりました。
それにしてもこの暑さ、札幌でこの時期にして30度越えですよ! 四半世紀を過ぎて、北海道の気候区も冷帯ではなくなった模様だ。
我々は今、地球沸騰化の時代に生々しく立ち会っている。未来を生きる子供達に、愚鈍な我々大人達を代表して今から謝っておきたい。ホント、ごめんなさい。
谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のをんな」は是非観たかったのですが、生憎病院通いが佳境?でした。
谷崎と山田五十鈴、香川京子と猫の四角関係が見ものだったと思います。
なお、小生今日金華山に登って、さっき帰って来たばかりです。ヤマレコに感想を挙げておきます。
以上。
今日の岐阜も暑ぅござんした。もうここまでくると、山登りも命懸けですよ。
山田五十鈴、良かったです。
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