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3/26、昨朝の太陽は中国大陸の都市部で見たような赤さだった。黄砂の影響、という。
3/16は、長女の「節目を祝う会」という名の卒業式だった。今年はその、節目を迎える子供らが多く、長男の時にはあった親から贈る言葉は外され、子供達に自発的な発言を促す演出だった。ああいうのが、大将タカシさんはいつも上手い。とある俳句(高浜虚子だったか?)を「物差し」に、自分という人間の成長を測ろうとする女の子の発言が印象に残った。
それにしてもタカシさんにとっては激震の冬でしたな。式の後、ねぎらい?の言葉を掛けたが、精神的にキツいときにオッカの声掛けが心の支えになったと伝えられた。
"トンネルの中"を歩いた期間も長くあった長女だけれど「ふらっと」のお陰で随分と表情の明るい娘になった。
春からは新しい世界に足を踏み出すことになる。気負わずに、楽しめばいい。
「多様な価値観」が謳われる中で、真に価値あるモノが退けられる時代である、という。その真に価値あるモノ、というのは実は世に多くはない。スマホの中に、それは無い。他人から与えられるばかりのアトラクションにも、無い。登山(と林業)はその数少ない価値あるものだと、私は考えている。何故か?は考えてみて欲しい。
自分にとっての価値あるものを見つけるのは生易しいことではない。ゴビ砂漠から一粒のルビーを見つけ出す位の困難さだ、と表現したのは三平三平だったか。
今回節目を迎えた彼ら彼女らにとっての真に価値あるものを、勉強と研鑽を重ね思慮深く生きることによって見つけようとするのが生臭くも狂おしい青き春の季節なのだろう。
おめでとう。
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