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店員もお洒落で、いきなり試飲を強く勧められた。ゲイシャ！ インテリアもお洒落で、店主が好きなのだろうジャズのCDが掛けられている。Hank Mobleyのかなり珍しいCDがズラズラと並んでいて驚いた。モブレーは私もかなり好きな奏者なので。
豆を買う段になって注文すると「ご説明が御座いますので」と緑のシックな椅子に座らされた。研修生の女性によりマニュアルを踏襲した説明がギッチリと為された。豆とお湯の分量は10g/225ccだの蒸らしは30秒でドリップは1分30秒キッチリで、500円玉の範囲で、豆の保存は3週間を境に冷蔵庫から冷凍庫へ等々等々、、、、、と賑わしい。えっ！沸騰したお湯で淹れてエエの？
25で大学を出てから就職もせず34で結婚するまで山登りにカマケていた私には、金は無いケド暇だけは唸るほどある期間があって、暇潰しとは言わないけれど珈琲に凝ったことがある（サイフォン仕様や生豆を焙烙で焙煎するまではいっていない）。
私は物事を科学で分析して進めるよりは、試行錯誤の上で経験則から真実に接近したい思いがある。殊コーヒーについても豆の挽き方から湯の温度、注ぎ方を色々と試した味の違いから、自分にとっての最適解を導いてきた。
�，�湯は沸騰状態に氷を数個放り込んだ程度に温度を落とし、
��電動ミルは微粉が生じて雑味だらけになるので手挽きで、
�３以匹鯤�すとまた雑味が混じるので10円玉を意識して注ぎ、
�ぢ猟瓦帽腓錣擦特蹐安�度は変える。
ドリッパーも色々試したし、ネルドリップも一時期使った。何せ時間だけはあったので。
フレンチプレスは、日高山脈の沢溯下降五日間山行に持ち込んだりもした。コイボクシュシビチャリ川の下降クライムダウンで行きづまった石崎がザックごとブン投げたら割れてお釈迦になったけれど。フレンチプレスも美味しく淹れる一つの選択肢だ。
山もそうだが、問われてもいないのに能書きをラーラー垂れられるのには誰しも辟易するものだ。
嗜好品である珈琲はそもそも、目的のない手段だと「手段からの解放」(國分巧一朗著)にあった。
珈琲愛の成せる技とは理解すれど、金を払った上で更に細かい指図を受けるのは客の立場からすれば、、、、、ちょっとねぇ。
山は大らかに登りたい。コーヒーも、また。
偶然ですが、先日生まれて初めて珈琲豆をミルで挽いて淹れてみました☕️
自分で淹れたとは思えないほど香り良く美味でした😋
私はトリセツが苦手なんで、とりあえず自分でパッパと試行錯誤してます。いつまで続くか分かりませんが、暫くはハマりそうです^ ^
珈琲を淹れるのは、ある意味でセレモニーだと思います。より良い儀式を行なうべく、愛好家達は切磋琢磨を日々繰り返すのでしょうね。
山で飲むコーヒーが美味いのは、そこが山だからだ。
そう、そうです。ムード大事です。珈琲はその雰囲気をピン留め📌する一つの手段でもあります。
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