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事務所から退社しセコムして、冷えたコップ携えて隣の倉庫へと移動する。
雨が強ければ強いほどに心情盛り上がる。音量つまみもググッと上げて。
薪割や、焚付け割をしながら飲むこともあるが、大抵雨をボンヤリと眺めて飲む。
昨日金曜夕刻の雨は酷かった。明日は一日、作業道の点検に掛かりそうだ。
大學時代を思い起こす。
あの頃の金曜夕刻というのは実に良かった。
大講堂での講義中は「これから十勝川へ旅立つのだ」と思うと気もそぞろであった。講義講義に耐え、終了次第勇んで寮に戻り、大荷物背負って地下鉄経由で札幌駅へ。明日から展開するであろう川面からの光景を想像しては車窓の闇を眺める。
他人に造られ設えられたイベントではなく、些細ながらも自分で創り上げた計画を実践する高揚感といったら他では得難い喜びだった。自転車旅行に川下り、冬山登山、世界旅行、沢登り、、、、。そんなことを、結婚するまで十五年も続けたことになる。
ジャズを聴きながら。
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