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「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」と書いた井上ひさし。「父と暮らせば」に散りばめられていたおかしみは、今作では旧制山口高校時代の思い出かな。また僕の好きな「寮歌〜ッ!アインスツヴァイドラ〜イ」が出てきた。山高寮歌と、五高の寮歌「武夫原頭に草萌えて」。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
「父」では残されたのが娘だったけれど、「母」では、残された母は、やはり死者との対話を繰り返しつつ、現世を離れるしかないのか。鑑賞途中でそれに気がついてしまった。3人の演じはさすが。心持っていかれました。黒木華は、あの時代の娘をやると、なんであんなにハマるのだろう。始終優しいお母さんが一度だけ呟いたあのセリフが怖かった。
おにぎり、ちゃんぽん、卵かけごはん、「平和」とは、ささいでありきたりな「日常」のことなんだな。
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