毎年楽しみにしている古い仲間との日高の直登沢山行、この台風と昨日の閉塞前線の大雨のため流れてしまった。線路は復旧したが増水が引かないだろうと。
替えのきかない腕のあるメンバー各々の休暇の日程、家族とのかけひき、健康状態も調整して臨んで、最後に天気の不運と、まことに狭き核心部ゴルジュ。
一か月前苦労して買った北海道行きのキップを払い戻し、明日からの休暇は先に帰っている予定だった家族と実家東京と信州に里帰り。
せっかく涼しくなった北国から、なんでまた亜熱帯へいくのかと思うのだが、一緒に行けるとなって子どもとかみさんがうれしそう。
難易度の高い計画で山に行くときは、三日前から憂鬱だ。眠りも浅い。いろいろなことを考える。やめる理由もどこかで探している。約束していなければ(単独行ならば)天気や風邪や、家族のせいにして出発しないこともある。だが、入山中止した午前9時ころ、陽が射す空を見て、後悔するのだ。取り付きまでせめて行けばよかった、と。
何年も前からこの夏はこの沢を、と選び楽しみにしてきた計画なのにである。自分のことながらわけがわからない。が、いつものことなので当惑はしない。
こんにちは。
私はすごく大変な山行はしないですが、テント泊とかは今でも毎回不安になります。行きたい反面、どこかで中止したい気持ちもある。別にイヤイヤ行ってるわけではないのですが。私の場合は、しくじった時の自分に対する言い訳なんでしょうね。仕事と同じかもしれません
先日、悪夢のような雷雨でしたが、素直に下山しとけば良かった思いましたが、下山したらしたで後悔したかもしれませんが・・・。
でも信条は、また来ればいい。その気になればチャンスはいつでもあると思ってます。
yoneyamaさん、残念無念でしたね。
でも、正直言ってこれを読んでほっとしました。
yoneyamaさん程の人でもそういう気分になるんだなぁ…と。
いや、失礼しました。
でも、人の子なんですよね。
クマの化身ではない
yoneyamaさんが流されなくて良かったです
私も、あれこれの事情で蟄居閉門の夏休みです。iMacと読書三昧の日々を送っています。北海道の空も山も「津軽のクマさんが来ないよう」と、身悶えしながら哭いているようです。残念なことでした。日高山中の奥深くを分け入る沢登り、想うだけで臨場感溢れます。
みなさま
台風一過、青空です。夏休みは実家帰省で、これから東京めざします。暑そうだなあ。でも両親もあと5年も生きないだろうし。
山は行っても行かなくても自己との対話ですねえ。
ソエマツ、ピリカ、1839・・・あたりをねらっていたのですね。羨望のプランですね。明日いっぱいは現地の沢は増水でしょうね。
前にyoneyamaさんらの記録で須築川を難なく上がっていたのを読んで、すごいなと思ってました。
実は、山は逃げて行きます。
今度の判断は、心残りの面もあったと思います。
50歳前が新たな高みに挑めるぎりぎりですね。
tanigawaさん
実にその通り。日高直登沢のような計画はそのへんが壁と見込んでいます。とはいえこれまで良く登りました。できる限りでよいのです。
年をとってもティルマンが80歳までやったようなヨット+無人島ピーク山行のようなジャンルもあり、
隠居暮らしだけが選択肢でもないのです。
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