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今年は真田丸の影響が強く、一位山本勘助は不動なのですが、二位に武田勝頼、三位に真田昌幸(草刈正雄の)ということに。
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_16tokubetsu001_tkd24result.html
武田勝頼は武田滅亡の当主として県民にはこれまで人気が低かったのに、真田丸で男を上げて見直されたという感触です。
武藤(真田)昌幸は三男なので、もとは武田信玄の親戚武藤家に養子入りしていたのですが、長篠の戦いで真田の長男信綱、次男昌輝が戦死したので真田姓に戻って武田勝頼に仕えていたとのこと。この前、その武藤家があったという南アルプス市の菩提寺も訪問してきました。
50人もいる候補者の年代は武田3代にわたるので野球で言えば川上、長島からイチローの世代にまで及ぶようなものということです。
このところ二十四将の顔と名前と旗印を覚えようと紙に書いたり戦記を調べたりしてその国衆、先方衆としての地域性なども頭に入ってくると、奥が深くて面白いものですねえ。甲府の場合は古府中に、どの家来がどの辺に屋敷を構えていたかの絵図もあってこれがまた面白いです。小山田信茂(大月)や甘利虎泰(韮崎)など、地域票もあるようです。
意外な選挙結果です。
勝頼時代の裏切り者が二人も入賞、うち一人はベスト8入賞。地域票の力はすごい。人口(票田)しだいということでしょうか。
信虎時代からの古参に頑張ってほしいです。南アルプスの近所の武将が多いですので
歴史の再考というか、悪者役とされた人の事情も大人になっていろいろ考えてみるとありますね。郡内の小山田信茂は、確かに武田家にトドメを刺してしまいましたが地域の人にとっては悪者なだけではないようです。地域の生き残りを考えたわけですね。滅亡を前に国家のために戦死するより、家族だけでも生き残らせるか、という究極の選択もあるわけで。小山田氏処刑は織田軍陣地になった甲斐善光寺だったと最近知りました。
南プスの人はあんまり投票しなかったのかな。
きのう、板垣、甘利、飯富、穴山、秋山、小山田、土屋、山県、真田、三枝、原、馬場、山本など家臣の屋敷跡を、躑躅ヶ崎館周辺の住宅地を周り、そこから見える北山や、相川、藤川の地形などを見て回りました。甲府に住んで4年、やろうと思いながらなかなかできなかったTKD屋敷跡訪問、ようやくできました。間もなく引越しの予定です。
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