![]() |
![]() |
![]() |
タイガー魔法瓶のパーツセンターにメールを書くと、残念ながら古いものなので部品はありませんとのこと。誠意のこもった、やるせいない文面だった。たしか1995年に購入した。2000年生産終了、数年後には部品廃棄とのこと。95年や96年や98年の、ヒマラヤの高いところでも使った、見かけの割にたくさん入り保温も良い便利なものだった。いつか別れは来るものだけど、中蓋の棒一本の故障で捨てるのはなんだかもったいない。明日は不燃物の収集日だけど、出すのをやめて少し考えた。ピッタリのコルクの中蓋を探せば、まだ使えるんじゃないかな。チベット側から中国側隊員と登ったときは、あちらではコルク蓋のテルモス使って居たやつがいた。
コルクをはめるなら短径25ミリ長径38ミリ、長さ40ミリの台形円柱。
テルモスというのは、80年代の学生時代は持っていなかった。就職してから使いだした。OBが行動中に飲んでいるのを見てちょっと驚いたのを覚えている。学生の時の冬山は、朝と晩にお茶をガブガブ飲む以外、行動中は水分補給なし。持ち歩いても凍るし、寒いからあまり喉も渇かず必要ないものだと認識していた。マルキルのアルミ水筒に入れて居たら凍結して体積が膨らみ、パンパンに膨らませてしまったこともあった。もちろん飲めず。残雪期は太陽カンカンで、喉が渇く。谷では雪解けの沢の渡渉でがぶ飲みし、稜線ではタンネに滴るつららから水を舐めた。渇いたときの水ほどうまいものはなかった。ストックのリングに雪を載せたものを、手の届かぬ沢の中に浸し、水を染ませて口元へ運び、チュウチュウ吸った。竹のストックリングは雪を乗せやすかったが、プラスチックの円盤はてんで駄目だった。スキーを脱がずに沢の水を飲むテクニックだった。
捻って稼動する感じがいつもと違って予感があったことをここに告白します。しかし、あすこまで凍っているとは思いませんで、ご容赦願います。直ること祈念します。一泊地傍でチュウチュウ思い出してました。
23年も付き合っていたのに、結構複雑で華奢なパッキンの構造を頭に入れていなかった。手持ちのものに優しさがたりなかったと反省。
”テルモス”・・・ミューレン殿がそう言っていたのを、思い出します。
思い出深いものなら、やっぱ捨てられませんね!もとはドイツ製品でしたっけ?海外探せば、ないかな〜・・・
ミュレンさん懐かしいですね。最近はテルモスっていわず、サーモスなんですか?ドイツ語はTHのHを読まないんですよ。英米人はベートーベンをベーソーベンていうんでしょうかね。タイガー魔法瓶は日本の会社です!
コルク材の美しい加工ってどうやろうかと思っています。
折れた棒に穴をあけてステンレスのねじでバネ受けを止められませんか?
ねじは、樹脂用のタッピンネジを使うかタップでねじ切りして小ねじで。
手持ちのドリルだと中心に穴あけするのが大変ですが。
助言ありがとうございます。
折れた棒の直径は、切断部で1mmほどで(右写真の白い部分)、とても真ん中にドリルで穴を開けられるように見えないです。
それから、中蓋の中の切断部分がまだ分解できず、見えていません。プラスチック製品の分解方法は設計者しかわからないように隠れているようです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する