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ゴム紐を手首に付けて肘くらいにビレーを取るのは従来から。これは、脱いだテムレスが強風で飛ばされないし、置き場所にも困らない。ブラブラ邪魔なら腕のゴムに挟み込む。オススメです。オーバー手袋にも余さず付けています。ゴム通す穴はハトメで補強します。直接縫い付けも良いかもしれません。
深い雪のラッセルなどではテムレスは手首から粉雪が入りますから、オーバー手みたいに肘カバーをつけました。100圓ショップの肘カバーは農業用とかで木綿製が多く、花柄だったりでしたが、キャンドゥーというマイナーな100圓ショップで、安いカッパ生地のナイロン製を見つけました。洗い物時の用途の製品のようです。強度に少々不安がありましたが、色と、防水素材なのでこれを使いました。テムレスの内側に縫い付け、針穴から破れないようにボンドで補強しました。
ビレーのゴムは、肘カバーの端ではなく、テムレスの手首に付けます。こうすると脱いで腕からぶら下がったときに肘部分が垂れて、上を向いたテムレスの手首の中に降雪が入らないのです。今はなき澤田実くんが本でも描いていました。
テムレスは、とても便利ですが、中に雪が入って内部が濡れた場合、乾かすのに苦労するし、中が濡れたテムレスは、防寒性能がガクッと落ちます。日帰りや一泊ならいいですが、何日もの長期山行になると、濡れたものはなかなか回復しません。
行動中、イグルー製作、焚き火の支度に雪溶かし、水汲み、それに用便の時まで、テムレスは使えます。便利な道具です。
冷たい雨の降る日の自転車通勤でも無敵です。
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