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今年の転勤で久しぶりに大きな街、名古屋で市立、県立の図書館を利用し始め3ヶ月になりますが、案外かなり苦労しています。都会は人口が多いせいか、いろいろスムースではなくて。やはり人の多い密集地域は何かと公共サービスが大変なのかもしれません。窓口の人は一生懸命やってくれているとは思うのですが。
以前、岡田斗司夫氏が「図書館はもっと困っている人が使うものだから、本はバンバン買って売るようにしている」と書いていたことがあったけど、これか〜と思いました。
奇しくも予約してから3ヶ月待ちでようやく読んでいる(他の町で3ヶ月も待ったこと無いです)ブレイディみかこ氏の「ワイルドサイドをほっつき歩け」という本では、ブレグジットのイギリスでは今、ブレア政権以降の緊縮財政を極めていて、労働者階級のみんなが拠り所にしていた公共サービス施設が相次いで閉鎖され、ついに図書館まで閉鎖されたという話を読みました。日本も今の政府の路線じゃ、いずれこうなります。政界には反知性主義的な流れも更に確実にあるから。
図書館で借りたい本は
・第一にもう書店で売っていないその地方の郷土出版物。郷土史、研究誌など。読んで、これは!となれば古書店で探します。→名古屋図書館の場合、この分野の在庫があまり無く、そのうえほとんど貸し出し禁止指定なので、コロナで長居閲覧禁止要請もあり打つ手無し。
・話題の小説やエッセイは一度読んだら本棚に置いておいてまた再度読む事はないので借りて読みたい(置いておく余裕がない)。→名古屋の場合利用者が多いためか、同じ本が何十冊もあるのになかなか順番が来ない。
・家事ハウツー本や筋トレ、料理、お掃除実利本や写真本。買っていたらきりがないけど見ておきたい本は図書館が助かります。買うのが(自分の書棚に並べるのが)恥ずかしいキャッチーなタイトルの本も。
名古屋の場合、本の受け渡しポイント(区役所とか公民館とか)を図書館以外に設けていなくて、そこが最大のネックとなっています。家からも職場からも、ちょっと遠いんですよ・・・。公共サービスというのは今や人口密集地ではパンパンなんですね。でも日本人口1億2000万人のうち半分以上は関東、関西、中京と札幌仙台福岡都市圏あたりに住んでいるんじゃないかな。それ以外の地方都市住人て日本の標準じゃなかったんだ・・・と今更恵まれていたことを思い知る。
件の「ワイルドサイドをほっつき歩け」はとてもおもしろいです。文才っていいますか。目のつけどころ、ストーリー展開、オチ、文体、どれも小説のように面白い。今回のテーマは、ロンドン下町のどこかかわいい「おっさん」たちです。
ルー・リードの「ワイルドサイドを歩け」に「ほっつき」を入れるだけでこんなにナイスなタイトルになるこのセンスです。
近くの市立図書館は地域住民の希望を聞いて本を購入しているようです。ほとんど、流行りの貸本屋と化してます。優秀な司書もいるようなのでもう少し学問的に運営しても良さそうに感じます。
入ったことはないのですが天覧山ふもとの飯能市立図書館は魅力的です。昼間の外見はストリートビューで見ることができますが、夕暮れが特に良いです。
ポピュラーとアカデミズム。運営の両輪ですね。私も両輪利用です。やはり政治とは、身近な行政サービス、図書館、保育、医療、教育だなあと思います。公的なお金の使いみちは未来につながらなければと思います。長い目で見る、急がない、ガツガツ儲けの目にならないってのが商売と違うところと思います。
yoneyamaさん、こんにちは。
私もyoneyamaさんと同様、本好きなので、本屋さんと図書館は、私の「聖地」です(笑)
自分語りですみませんが、私が70年代末〜80年代初めに大学時代を過ごした福岡市は、市立図書館が充実していて、土曜日の午後(当時は大学も土曜日は半ドン)は、市立図書館で、いろんな本を読んだり、借りたりで、ずいぶんありがたかったです。
80年代前半、就職に伴って今住んでいる愛媛県の地方都市に来たら、図書館が無いことに驚きました。さらに本屋もしょぼく、本好きの私としては、「文明の果てに来たんだな〜」と思いました。出張のついでに東京や大阪の大書店に寄り、まとめて10冊ほど本を買うのが楽しみでした。
1990年代に私が住んでいる町にも20万冊程度の蔵書量の図書館ができ、新刊だけでなく、私が好きな科学系の専門書や子供用の絵本も多く収蔵され、それ以降はその市立図書館には家族ともどもずいぶんお世話になりました。
話題の新刊は、多数購入されていても、予約が何十人も入っていて、借りるのが難しいのはどこの図書館も一緒ですね。私は、ブームが冷めてから借りるようにしています。
科学関係の専門書は、図書館のほうが地元の本屋さんより充実しているので、図書館で借りて読んでから、蔵書にしたいと思ったら本屋さんで取り寄せしてます。
図書館の維持、新規図書購入は、どの地方自治体でも苦労しているようですが、その都市の文化度を測る指標でもありますね。
(長文失礼しました)
いろんな町に住むと、書店や図書館の充実度が違いますね。住んでいる人にはそれで当たり前だから、文明の果てとか文化度を測るというのはちょっと気の毒ですよね。でも、本のサビしいところに引っ越してしまった悲哀はわかります。たまに都会に行くと嬉しかったものです。
yoneyamaさん、コメントへの返信ありがとうございます。
ちょっと補足します(返信コメントは不要です)
今 私が住んでいる四国の地方都市には、当初(1980年代)、図書館が無かったので、この当たりの人って本を読む習慣があまりないのかな?と思っていました。
・・が、90年代に図書館ができると、大勢が本を借りに来て、土日は大盛況。話題の本だと予約が20人待ちも普通です。
要は、市民に本を読む習慣が少ないのではなく、本を読みたくても買えない、借りれないだけだったようです。
住んでいる人の文化度ではなく、行政の文化度が、図書館など文化施設の充実度に反映されているなぁ、と思った次第です。
いい話ですね!
本は誰にも降り注ぐ雨のような大切なものだ、ってこの前読んだ本で一番のセリフがありましたよ。この本です。↓
https://bookmeter.com/books/14976964
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