ぞうきんに包んだ砥石を出して、小さな桶と、膝を載せる手製クッションを出して縁側まえ玄関先で仕事を始めた。世間話をしながら手際を見る。15年くらい自己流で磨いた出刃だが、荒砥の使いが甘く、刃の腹が丸くなってしまっていたのをシャキ〜んとしてもらった。使い込んで厚さが5mmくらいになった砥石のかけらも、錆び落としに使う。手の使い方が勉強になる。
子供の頃、染物屋のじい様の仕事場でよくこうして話しながら仕事を見ていた。とても楽しかった。
かみさんは夕飯に、中サイズのブリ50センチ/500圓(サワラ?イナダ?)を買って来て、捌いた。まずはブリ大根とお刺身。明日からは焼き物。
こんばんわ、yoneyamaさん
ブリ大根、美味しいですよねぇ〜。
自分もたまに安いブリのアラを見つけた時に煮込みます。
って、喰いつく場所が違う、って・・・。
yoneyamaさん こんばんは。
最近は、砥ぎ屋さん見なくなりましたね。
包丁も、ステンレス製がが増えて普通の砥石だと砥げないし。
機械砥ぎだと刃の消耗が著しいです。
そうか、秋の青物シーズン・・・もう終わりかぁ。
最近は釣にも行っていないなぁ。
子供のころは、よく『研ぎものありませんか〜♪』って来てましたね〜
そ〜いえば、リンゴ売りも来てたな〜
今はリサイクル屋と灯油屋ぐらいか・・・
タビオさん
ブリってのは身長に対する頭の比がデカイから、丸ごと買ったら頭、自動的にぶり大根ですよね。身より先に料理しちゃうから不思議。
ナイツさん
ステンレスはいけませんね。刃物は鋼鉄がいいですね。こういう手仕事の人は文化遺産ですからドネイションの意味も込めてつきあいたいです。
アラゲンさん
うちの前は青森名物、十三湖のシジミ屋も通りますよ。「しじみぃ〜がいや〜しじみ!」そうすると桶持って走って出るのです大きな声で「くださ〜い」。
yoneyamaさん懐かしいですね、昔は研ぎ屋さんだけでなく傘の修理なども来ていましたね、
現代は大きかった包丁が小さくなるまで使っている人は商売人を除き皆無ですね、
我が家にはデカイ砥石が幾つかありますよ、タマに自分で研いていますよ、自己流ですが結構切れるようになります、
今でも私の住んでる場所は買い物難民地帯ですから、週に2回ほど八百屋とお豆腐屋が車で売りに来ますよ、
おはようございます
出刃はサビ落とさないと臭みが材料にうつるんです。コミ(柄のなか)のサビも気になるところ。研ぐ前に面を通しておくと砥石の効きがいいっす。
我が家の出刃も磨り減ってだいぶちびてまいりました。
流しのおじいさん、手がカッコ良い
まだ 研ぎ屋さんおりますか
いいですね。
佐伯泰英の「酔いどれ小藤次」思い出します。
ナイデンさん
ぼくの実家も買い物難民化しています。旧市街地なんですが、行商が復活するという流れあるかも。僕は意地でも大型店はいきませんぞ。
ジンさん
「研ぐ前に面を通しておく」というのは荒砥で平らにしておくというくらいの意味なのでしょうか?
ブリ刺身、スッと切れて最高。
キミドリさん
時代小説?江戸時代は行商天国でしょうか。失業者もいろいろ手はあると思うんだけどね。ハローワーク行ったって何の縁もないですよね。
面を通す感じは、、、
なるべく硬い砥石で、石の長手方向に包丁の切っ先を向けて、突く方向で、刃の平面をならす。といったところです。完全な平面にする必要はありませんが、なるべく緩く均一な平面であったほうが、中砥や仕上げ砥にかけるときに石にすれている感触が分かりやすいです。
荒砥(金剛砂)は石自体が減りやすくて、石自体の面が乱れますのであつかいにくいかと。ダイヤモンド砥石なんてヤクザな物が出てますが、面通しにはピッタンコです。
ダイヤモンド砥石!
いつかのナニワのニュー大村砥?
今度こそ買うか。
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