鎌倉殿の総集編にネコ乱入

見ていた人にはわかるけど、最後の義時最期、ってところで、ネコがドーンと来ました。しかも政子のシリアスなセリフにアクビ。

一年通して見てよかった秀作でした。脚本が面白く、映像も演技も素晴らしい。さりげない音楽も素晴らしく、比企一族滅亡シーンのバッハ風無伴奏チェロの演奏は忘れられません。

13人というタイトルの理由も最期に盛り込まれて、次々首桶に入れられるのに見るのをやめたくならなかった、死んでいく人が皆魅力的でした。大河ドラマでは異例のラストシーンではないかな。最終回のほとんどが主な人物のダイアローグだったのも役者冥利に尽きる脚本ではなかったか。

鎌倉政権の北条時代って歴史ものとしては、戦国や幕末ではなくて地味な時代なのでほぼ知識なしだったのに大変詳しく知ることになりました。