最後の借家を探す

今月末は最後の転勤なので最後の借家を探した。転勤での引っ越しは時間制限があるのでその時の物件から選ぶという運命に身を委ねてきた。今回で最後だ。でもこういう縛りがないとなかなかこんな大仕事は決断できない。

松本の中心部まで自転車で20分弱の通勤圏で、北アルプスの連山がババ〜ンと見える辺りにちょうどよい空き家があって決めた。以前の借家の割と近く。ここから歩いて美ヶ原でも鉢伏山でも行ける感じ。

週末は、家を決めて、実家の木登りをして梅の実とりもしてきた。もう老両親は高齢で、高所の梅は取れない。地下足袋はいてセルフビレー取って、スルスル登って梅を取る。実家の木登りほど楽しいものはない。梅干しを作るのはオヤジだ。梅と柿は手間をかけなくても実がなるのがよい。でも取ったあとは多少手間がいる。

中央道は今年いっぱい恵那山のあたりで集中工事なので大渋滞だ。松本行きの日に懲りて、帰りは恵那山の向こうから阿智、根羽、稲武の山越え下みちで名古屋へ帰る。このあたりにも登り残しピークスあり。いづれ登ろうと思う。

名古屋暮らしもあと2週間を切った。きょうの仕事はキツかった。親父の作った去年の梅干しを食べるとなんだか疲労回復気分になる。