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信州は広いので、松本から上田や飯田、佐久など、鉄道では遠周りすぎるエリアはバスが頼りなのですが、十年前、二十年前に比べて路線も本数も激減。かなり厳しい。特に欲しいのは、美ヶ原など筑摩山地を挟んで隣町の上田と松本を結ぶバス。山越えしてバスで帰る、あるいはバスで行って、山越えして帰るという計画が理想なのだけれど、便数が少なすぎて日帰り登山には苦しくなる。
「バスルート」という便利なサイトもあってコミュニティ路線も含めてよく愛用しているのですが、こう変化が激しくては改訂がやりきれないかと思う。下北半島のバスや奥三河のコミュニティバス。甲府盆地縁辺の過疎集落や犀川中流、東濃のコミュバスも楽しい思い出だ。今も走っているのだろうか。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1511
(データは2022年まで)
少ない便数をつないで乗り継ぎ、駐車場所の心配も不要で、自由に山を越えてあちら側の里に下りていく楽しい山登りが理想です。今後は本数減の路線でも、日数を増やして山中一泊追加するくらいの余裕で、この自家用車フリー山行をつなげたい。車は便利なのですが、アプローチの里歩きも既に山の魅力の一つなのだ。最寄り駅から1時間や2時間歩くらいなら、町や暮らしぶりを見ながら、近づく山を眺めながら楽しく行ける。歩かなければ、見落としてしまうものがたくさんある。
公共交通というのはありがたいものだ。格安で予約も無く、客は気まぐれ、たくさん乗るときも、誰も乗らない時もある。お店や、飲食店もそうだ。毎日店を開け、せっかく準備していても、計画通りには儲からない。いつまでも永遠には無いのだなあ、ということが長年生きていろいろ見てようやく分かってきた。
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