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ピッピは昔テレビで実写やっていてチョラホプソー、ララララチョラホプソーという変な歌があった。これがこの前かみさんが買ってきたブンデスリーガのボルシアドルトムントの応援歌メドレーに入っていて驚いた。欧州じゃ六甲おろしみたいなものなのかな!
宮崎駿のパンダコパンダという作品があったが、この主人公のミミは、ピッピがモデルなんだそうだ。宮崎が影響を受けた洋モノ児童文学を追うと結構おもしろくて、「トムは真夜中の庭で」のピアスなんかもそうだった。
ピッピは一見、荒唐無稽な子供が活躍する物語だが、さすが、見事に物語に仕上がっている。物語は、一回読んで意味不明なさまざまな示唆が、何年も経って突然わかるということに満ちている。児童文学は特に。
そもそも「あしながおじさん」のダジャレで「長くつしたのピッピ」って話を子どもの寝るとき毎晩即興で作った話が元だそうだ。即興で物語を作るのって結構難しいけどおもしろい。でもあんまりうまくいかない。でも子供はすごく喜ぶ。
うちにもこの本ありました〜。
「ピッピ船に乗る」、と「ピッピ南の島へ」(だったかん?)もあって、
よく読みましたが今でも子供達に人気なんですね。
「世界一つよい女の子」、こんな楽しい子、
私も友達に欲しいです。
さくさくさん連発で読んでますね。
今も子供たちに人気かどうかは不明です。うちのこどもは山口百恵なんか愛唱していますから、一般性があるかどうか。でもたぶんいまも人気でしょう。おもしろいですからね。
こういう本が未だに読まれているのはうれしいことですね。
「ピッピ」は、テレビでちょっと観た程度(あの歌は覚えています)ですが、「いやいやえん」は愛読書でした。「ちいさいおうち」もいいですね。
福音館や岩波の絵本は、親から与えられたお仕着せでしたが、大げさに言えば、自分の原体験みたいなもので、今でもごくたまに読み返すことがあります。
石井桃子の「やまのこどもたち」「やまのたけちゃん」とか、それからヨゼフ・ラダというチェコ人(ハシェクの“シュヴェイク”の挿絵を描いた人)の「きつねものがたり」というのが好きでした。
「トムは真夜中の庭で」数年来積ん読状態なので、読んでみたいと思います。
シュヴェイクの挿絵はきつねものがたりのヨゼフ・ラダだったんですね。チェコものの絵本の独特の雰囲気はヨゼフラダの雰囲気の影響が強そうです。チェコの文物は独特の面白みがあります。カレルチャペックの文学や、スメタナやドヴォルザークなども、ドイツでもない、ロシアでもないとぼけた強い存在感がありますね。
児童文学や絵本には新しいものもありますが、ロングセラー数十年というものがかなり生き延びています。原体験おそるべし。
いやいやえんの「しげるちゃん」なんて名前、今はほとんど無くなっていますね。
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