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若手OBの山行記録が今回も豪華でした。
1 ペテガリ岳を西沢から登ってカールからキムクシュペツ川に下り、ザックに忍ばせていたゴムボートを膨らませてそのまま歴舟川を下って太平洋まで10日間の飯田さんたち。
2 日高山脈積雪期単独縦走。日勝峠から襟裳岬まで。しかも日勝峠までは車じゃなくて十勝清水駅からヒッチ+徒歩で。前号で紹介していた中川さんの一週間あとにお互い全然知らずに山崎さん20日間。
3 デナリのカシンリッジを通常のコルからじゃなくて、尾根末端延々先端のカヒルトナピークスの西稜末端から10日間の竹中さん。信大若手OBの二人と竹中さんの3人で。
どれもただダラダラ繋げただけじゃない。地形図を見て、スキッと通る一本ラインの美しさを辿るのだ。山行計画の「発見」であり「発明」だ。アートでもある。人のしたことばかりを繰り返し続けたりしない。
富士山にスバルラインから登るんじゃなくて冬に浅間神社から行こう!御嶽山にロープウエイや車道終点からじゃなくて飛騨小坂駅や木曽福島駅から19世紀の開山ルートで行こう!海から登って海へ降りる山はないかな?阿寒湖から知床岬まで、雪の上を繋いでスキーで行けるんじゃないか?松本から高山まで、沢だけをつないで、道を通らずに抜けられるラインは無いかな、サンカみたいに?
若い人も山登りを自由に楽しんでいるってことじゃないかな。これができれば一生山に飽きることはない。
みんなの山行記録は芥川賞の「バリ山行」よりも面白かったよ。
1と2は、ヤマレコにあり。3は今月のロクスノに信大のトラさんが書いています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7151611.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6859187.html
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