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それで完全に満足してしまっていたのだけど、今更ながらカリー子本の後ろの方を読み返していたら、別のレシピもいくつもあり。この夏は暑いし、野菜サブジや別のカレーなども試してみると、カリー子の言う通り、毎食スパイスカレーでも全く飽きない。この酷暑、食後に横になっていると、さっき胃に送り込んだカルダモンやクローブの発するスースー感が、消化器内を徐行して行くのがわかる。ああ、日本の気候は香辛料産地のモルッカ諸島になっていくのかぁ。スパイスがこんなに暑さにあうなんてなあ。
朝昼晩違うスパイスカレーを出しても、家族は文句なし。昼は煮干しダシガラカレー。朝の味噌汁の煮干しダシガラは凍らせてためていて、これをまた使うのだ。これはコクがあります。
香辛料は、スーパーの小瓶では高すぎるので、アジア食材店のネパール人から袋入りで買い、広口瓶に保管し匙で掬って使う。タメリック、コリアンダ、クミン粉末が基本三本柱。シード(種状)はカルダモンとクローブとシナモンとクミン。
最近図書館で出会った「食べ歩くインド」北東編と南西編の二冊組の本はインド全土の大衆人気食堂を食べ歩く著者による完全解説もので、これにハマっている。全部カレーだけど全部カレーじゃないというインド食の本。カタカナだらけの料理名と店名と地名の本文なのに写真が多くてよく分かる。
インドの州名や都市名と歴史的地域色等は全て頭に入っているが、著者は料理の地域性、歴史的文化性、ムガル帝国時代の事情から植民地時代的影響などもサラリと紹介してくれて、実に理解の深まる内容なのだ。これは行きたくなってしまうよ。といってもタミルもベンガルもハイデラバードもウッタラーカンドも日本縦断並みのスケールだ。
松本で行きつけのインドカレー店、「BABAじぃ」のご主人が、9月いっぱいタミルナードに味修行に出かけてしまっていて店がお休み。帰ってきたらまた訪問が楽しみなのだ。
私はスタートが「檀流クッキング」からの自己流なので豚バラ1kg、玉葱10個、人参3本を炒めて月桂樹を10入れて煮込み、一晩おいてからカレー粉にクミン、コリアンダー、カルダモン、ビンダルーペースト、マンゴチャツネ、小麦粉、塩、牛乳を加えて完成です。完全な日本食です。いつかはビンダルーペーストも自家製にしたいところです。
でも最終的には塩梅です。一回塩を入れるのを忘れて????になったことがあります。
日本のカレーは煮込み料理で、インドカリー子のはスパイス炒め料理のようなものに例えていましたので、一晩と15分の違いが。量も多いですね。パーティー向けですね。
こんばんは。
カリー子さんのレシピ、簡単で素晴らしいですよね。私もクミン、ターメリック、コリアンダーの3本柱で満足してしまい、一歩も動かなくて良いや、と思ってます。具材だけ変えて楽しんでます。
そうなんです。私も3本柱で長く留まっていました。十分うまいもんで。シードのスパイスをちょっと入れると、カキーンと効き目が出るのです。この酷暑は特に。晩はキーマカレーでした。
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