りんごの皮むきが大好き

近所のリンゴ農家の屋敷前に、キズつきりんごのご自由にどうぞコーナーががあって、たくさんもらってきてバンバン食べている。家族はみんなくだもの好きなので、いくらでも食べる。たいへん幸せだ。毎食後一人1.3玉は食べている。

刃物でりんごや柿の皮をひたすら向くのが好きだ。刃の切れ味も味わえるし手先を使って微調整して作り上げる原点というか。ピーラーは嫌い。刃物と火を使いたくて毎日炊事をしているとも言える。自由と生存に直結する行ないで、完全に外に丸投げはしたくない。

農家では出荷に値する商品りんごだけではなく、鳥に突かれたり、枝先に擦れたりで傷の入ったりんごがたくさんできる。味は変わらないから、キズを切り取って皮をむく手間だけなのだが、量が多いとやっていられない。やはり換金商品となると、かける手間と時間との問題になる。心ならずも捨てたほうがマシなのだろう。畑の隅でよく山になっている。それを捨てずに、玄関先でご自由にコーナーにしてくれるだけでもありがたい。

少し前はぶどう、そして柿、いまはりんご。紅葉の葉もそろそろ終わりそうだ。