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「紺色のうねりが のみつくす日が来ても
水平線に 君は没するなかれ」
という歌を歌っていました。いい歌だなあと思ったら、「コクリコ坂から」という何度も見ているジブリ映画の挿入歌でした。この映画は1963年横浜の高校生の話ですが、父と死、古いものに対する敬愛などを盛り込んだ、清々しい初恋入りの良い映画です。海を見下ろす美しい街は以前住んでいた函館を思い起こすし、バンカラな生徒集会や、ハチャメチャボロボロの部室長屋はぼくの高校時代に重なるので、とてもツボにはまった映画です。
「紺色のうねりが」は、山場のひとつの場面で、生徒が斉唱する(たぶんこの架空の学校の校歌)のですが、歌詞の意味など一回見ただけではわかりません。子供の歌を聞いて調べてみたら、宮沢賢治の詩を元に書かれたものでした。
今となっては津波を想起する歌詞ですが、若者に向け困難を乗り越えよ、世の悪風に染むことなかれというものです。
https://www.youtube.com/watch?v=zyalK0P9bJo
僕も昨年卒業30周年で高校の同窓会をして、久しぶりに校歌斉唱しました。海なし県なのに海の歌詞で、以前から謎でしたが古文の先生が来て、その謎解きもしてくれました。何十年も経って大人になってから詞の意味をしかも老師から知るのもよいです。
ところで娘の市立小学校は明治6年創立の古い学校だそうで、校歌が又、子供にはスコブル意味不明で最高です。近所のおばあちゃんとも唄います。明治日本の心意気が感じられます。
私が入った小学校は確かかなり古かったので学校のHPで見ましたら明治7年に寺院内で創立し近くの学校など吸収して今の〇〇小学校に至ったらしい、
校舎も立派になり写真で見ると二宮金次郎像も今も健在のようです、
早速懐かしく校歌のところを見たら当時覚えた校歌とは偉い違いです、校歌を校庭で全生徒が歌わされたあの歌詞とわ違っていました、どうやら私達が卒業して2〜3年後に変更されたようです、
ないでんさんが卒業して数年後というのはもしや戦後新生日本かなにかの変わり目?歌いたくない歌詞でもあったのでしょうか?でも校歌を変えるような事はそれ以前の人たちを無かったことにするようで嫌ですね。
海無し県なのに海の歌詞とはロマンがありそうですね。
私は小・中・高と、1番に山が出てきました。
2番、3番は川とか大地とか。
中学生になった時に、
「小学校よりも険しい山が校歌の歌詞になっているので
あの山に登る様に勉強も学校生活も頑張ってください。」
みたいな事を先生がおっしゃっていたのを思い出します。
高校は彼方に見える白馬の雪の峰が歌われていました。
小学校の山は遠足で、高校の山は学校登山で登りました。
山頂で校歌歌ったかな
中学の山は山の会に入ってから登りました。
うーむクイズみたいだけど
小 虫倉山
中 戸隠山
高 白馬岳
という予感がします。
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