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人気の百名山があるのは赤石山脈と白根山だけれど、雪も積もって神々しいその二つは甲府盆地から見ると、手前の樹林茂った2000m山脈の後ろにちらりちらりと見えます。その、手前にある「邪魔な」2000m山脈が、巨摩山地です。早川の谷で、南ア主脈と隔てられた南北の山脈で、八紘嶺、七面山、富士見山、源氏山、櫛形山、甘利山あたりまでは指すようですが(山梨百科事典・山梨日日新聞社)、白根山の前山というスジで考えると、鳳凰山、甲斐駒ケ岳、それから釜無川源流にぐるっと囲まれる大岩山と雨乞岳まで続くとみて良いのかも知れません。そうなると、巨摩山地の主峰は甲斐駒ヶ岳かもしれません。名前も偶然コマですもんね。と思ったら、ウィキペディアには「甲斐駒山脈」という初耳な言葉がありました。巨摩山地は、甲斐駒と鳳凰以外の、2000m帯だけをさすのかもしれません。
巨摩(こま)というのは甲府盆地西半分(荒川の西側)と、富士川流域を指す広い地域にあたる、巨摩郡の名で、律令時代からある古い地名です。甲斐国は巨摩、山梨、八代、都留の四郡だけです。百済が滅びて大量の半島難民が出た時代の渡来人、高麗(こま)が起源という説もあり〼。
樹林におおわれた巨摩山地に比べ、白根山や赤石山脈は、積雪期は真っ白です。甲斐の白根は、駿河の手越からも見えたと、平家物語に書いてありました。白根三山のそれぞれには、北岳とか間ノ岳とか、「手抜き」な名前がついています。これはいまの農鳥と三つまとめて白根山だったのでしょう。ある時期には白根の別称が農鳥だったともあります。(山梨県の地名・平凡社1995)甲府からは櫛形山と辻山に隠れて三つまとめては見えず、夜叉神峠の上の「窓」からイッコかニコしか見えないので、どれが見えているのかは、よほど山に興味がなければ知りません。だから白根山と呼ぶ人が多いです。
しかし、巨摩山地の名はなぜ廃れたのでしょう。いい名前だと思うのですが。町村合併で妙なはやりの名前をつけるのはやめて、古くからの土地名を保存してほしいものです。でも旧国名や旧郡名を一市町村が名乗るのもいただけません。
賛成デス!!
駒ヶ岳の語源に巨摩もあるのかな?と云うのに今回気がつきました。駒ヶ岳はあちこちにある名前ではありますけれども。
巨摩郡というと「バリバリ伝説」という
オートバイの漫画を思い出します。
主人公はどうしてそういう名前だったのかしら
バリ伝を画像検索するとこの、しゅっとしたにーさんが巨摩郡太郎さんですね。やっぱり作者が巨摩郡人なんでしょうか。巨摩は広いですよ。
マンガの名前は自由自在ですが、マンガみたいな名前の人も近頃は多いですね。
おはようございます。
現在は夜叉神峠から北の方には登山道がありますが、南の方はなんだか怪しい。
ただ私が高谷山まで歩いた時には、その先にも登山道が延びている感じでしたが。
先日、そこに「ナントカ・トレイル」とか銘打って登山道を整備するという記事がありましたね。
源氏山−富士見山−十枚山あたりまで、現在の登山道も利用しながら延長70kmほどにもなるんだとか。
「コマ・トレイル」? ちょっとインパクトなさそうですね。いい名前が付くといいんですが。
そんな計画があるのですか。巨摩山地は見晴らしの良いところが少ないですが、樹林さえ切れていれば展望抜群のはずですね。そういうポイントもいくつかあるとよいですね。木なんか多少切ったって20年すれば伸びますから。
しかし、なんとかトレイルってまた野暮な名前をつけるのかな。新しそうな名前をつけるから、少し経つと古臭くなるのにね。「巨摩山地縦走路」がいちばん格好いいんじゃないでしょうかね。
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