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昔結構な経験があっても、この一年間の山行日数が少なければ、「本人も愕然」というシーンはよく見ますし、高齢でもこの一年間にある回数登っている人は、安定感があります。
年間山行日数を一定以上登るには、遠くの有名山ばかり登っているのではなく、自宅近くの山に興味を持って登りこむのが一番と思います。幸い日本は山ばかりで、どんな町に住んでいても、低くたって研究の価値のある山ばかりです。(モスクワ出身の山好きの人と話したことありますが、最寄りの山まで数百キロですよ。)同じルートばかりというのもつまらない。標高差300mの山だって、藪ばっかりだろうと思い込んでいた沢だって、知らないルートの発見があります。自動車時代以前の、廃れてしまった足で歩く峠道も発見できます。ヤマレコを見るとそんな各地の人たちがいて興味深いです。
では年間何日登れば十分なのか?これは人によるのでわかりませんが、どうでしょうね。鹿屋体育大の山本先生の話では、年間24日、月二回以上が目安とのことです。走ったり筋トレもいいのですが、やはり月に二回山へ行くのが一番ではないでしょうか。
僕の場合の年間山行日数は、ヤマレコに全記録を書いているおかげででわかりました。学生時代は100日の年もありましたが、就職の年は新人なので遠慮してたった11日、それ以降はヒマラヤ行ったりした年を除けば大体30〜60日です。結婚の年は少なくて17日、こどもが生まれた年は27日とやはり少ない。最近は年間40日ほどでした。この一年は全く仕事で登らなかったのですが、結果は変わらず40日くらいで体調も良いです。筋力も心肺も調子良いです。年間70や80日登れば、きりっとした体躯になりそうな気もしますが、ガイドさんじゃないし家族とも過ごしたいし、丁度いいペースと思います。
しかし、山には体力不足という以外の遭難原因も少数ながらあります。山の遭難はあくまで多様で、事情を知らない他者が一律に括って批評するなど、恥ずかしい事だと思います。
ほんとうにそうですね。
体力が登山の基本だと思います。
事故が多い下山時でも体力があればバランスもたもつことが出来て特に滑落事故の防止になりますね。
日数は、「山を趣味としている」と人に吹聴するぐらいだと年間50日を目標にできるといいと昔から思っています。結構難しい数字ですけどね。
月に2回+別に月に1回はゲレンデで岩登りをしていると体力と技術の調和がベストで、これも目標にしていました。簡単に言えば「山慣れ」ですね。
それと、毎日のジョギングや筋トレをすればベストですね。
山での事故防止という観点からも体力の強化は一番重要だと私も思います。
なんでこの話になったかというと、年間事故件数が過去最多というような話がきっかけだったような。その理由の多くが単純な体力不足という話だったのでした。
しかし、山登り、始めたてほど立派な山に登ってみたいから、難しいところですね。だから若くて元気なうちに山登り始めて、ずっとやめずにいれば一番いいのですが。
yoneyamaさん、こんばんわ。
体力が全てではないけど、全てのベースになるってのは間違いないでしょうね。50歳を過ぎてそのことは痛いほど痛感します。頑張って月二回程度は登ってみたいですが、それこそ体力不足でして、休みの日はぐったり一日寝てたりして。今年も登山一年生を繰り返しでいくことになりそうです。筋トレもぼちぼちと頑張りたいと思います。
ヤマレコ記録を見る限り、かたやまさんは年間24回突破してますね。何事も三日三ヶ月三年には節目があるのだそうで、3年続けると体が変わってくるらしいですよ。
僕も50過ぎて目が近視になりはじめ、妙な腰痛が始まりました。老化山脈未踏です。
こんばんわ、yoneyamaさん、
>山には体力不足という以外の遭難原因も少数ながらあります
アラゲンさんとの山行記録、ハラハラしながら読ませて頂きました。
御自愛ください。
ハラハラしましたか。戻って来て記録書いてるんだからハラハラしなくていいと思いますよ。
遭難原因には慢心もありました。なまじ体力があると慢心も。そして臆病になりすぎるとマンネリに。
yoneyamaさん、こんにちは。
年間山行日数が多いのがいいというわけじゃないですけど、基礎体力があれば色んな余力が生まれて危険が減りますよね。残りの体力も、時間も生まれて、冷静になれますから。
人に言うより自分がまず実践と行きたいところですが、天気とか仕事とかバランスは難しいですね。
年24日が難しい人は少なくないと思います。誰だって一生懸命働かなくちゃなりませんからね。でも天気は、雨の日でも行ける山はありますね。雨の日を楽しめる山行ができると、結構日数は増えるかもしれません。
むしろ、基礎的な体力が無いのに一人で登っている人が多いのかも知れません。始めたばかりの人は基礎的な体力無いんだから、一人ではなく、センパイ方と登れば、危険な事にはならないと思います。体力使い切っても、体力残っている同行者が判断してくれるのですから。
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