6月20日に酸ケ湯温泉から東に一キロほどの藪の中で、硫化硫黄中毒の死亡事故がありました。事故は運の悪い、気の毒な事でした。
その日から念のため閉鎖されていた北八甲田のほとんどの登山道が昨日の夕方から再開になりました。
もともと現場はタケノコ採りの人くらいしか行かない登山道外のところであり、登山道は全く関係ありません。
登山道を管理している県では、当日は情報もなかったので念のため閉鎖したのですが、再開するには調査しなければならず、昨日、一昨日と、山歩きが得意というわけでもない担当者がガス計測器をもって雨の中大縦走していました。ご苦労なことです。
県によれば事故現場は県の管理する登山道ではなく、国有地であり、「道からは外れないでください」というのが役割ですし、それでよいと思います。山での事故に、当事者でもない人が国や県の責任をあまり問わないでほしいです。藪蛇なことにしかなりませんから。
北海道駒ケ岳の登山規制、(火山活動は特に変化なくずっと平穏だったと思うのですが!)この夏久しぶりに解除になりました。こちらは今回の件とは対照的に10年以上も規制のままでした。しかも土日に限り、事前に申請がいるそうです。
これに比べれば早い判断でした。百名山だったり経済効果も影響があったり様々なのでしょう。
yomeyamaさん、こんにちは
そういえば、八甲田山麓を歩き、奥入瀬渓流を重たい三脚を担ながらひーこら歩いたことがありました。あの頃撮ったスライド、すっかり散逸してしまったなあ。火山性ガスの滞留が原因のようでした。避けようが無い、いたましい事故でしたね。再開のために計測器を持って歩かなくてはならないとは、再開するにせよ、具体的な基準がなければ動きようがない。多分、いろんなところから圧力がかかったんでしょうね。
今回の八甲田の件に限らず、最近事件や事故・災害・ほんの些細な問題まで・・・
その経緯や対策よりも責任の所在に重点を置いているような気がします
これでは各機関の上層や国、県、市町村が何から何まで・・・となってしまいますよね
本来であれば入山する側が事前に予備知識を持ち、危機管理しなければならないはず
またそうする事によって防げた可能性もあるのでは
少ない頭で考え込んでも私自身藪蛇にあいそうなんでこのくらいにしておきますが、各個人個人のモラルアップが必要かと思います
駄文失礼しました
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