そのとき、カットされてしまったものの切れ端と、小さすぎ て刈り払いを逃れた幼木のコシアブラを1本、持ち 帰って、私が管理している近所の栗林に移植 しました。
幼木は、背丈45センチ、太さ4,5ミリ程度。植えつけてすぐ、新芽は枯れました。
2002年5月のことです。
2003年4月27日撮影
それから1年。
カットされたものを挿し木で試した分は、タラの芽の ようにうまく生きづかず、枯れましたが、根がついた 幼木のコシアブラだけは生きづきました。
4月18日に、芽がほころびかけ、27日には、こん なにいい芽が伸びてきました。
奥多摩のコシアブラも、もう芽吹くでしょう。
伐採という不幸な運命に仲間ごと翻弄されたコシアブラの木なので、 これからどうしようかと、いろいろ思案しています。
種をとって数を増やし、本体のこの木はもっと大きく育てて、また 八ヶ岳山麓にもどしてあげようかなと。
都内の気候で、どこまで育つでしょうか?
2004年春のコシアブラです。3年目を迎えました。
去年出た新芽が、枝を15センチ伸ばし、その先に新芽が出ました。
「幹」というには、まだ細いものの、直径8ミリほどの太さになりました。
芽のつぼみも、去年より二まわりは大きい。
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