山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます

　ツタと、他の樹木にからみつく巻きツルがあるから、山ブドウの芽かな、と納得がいきます。夏の葉の大きさからは、想像がつかない若芽の姿です。
　肉厚で、フェルト状、細かいうぶ毛に包まれた山ブドウの若芽は、春の山間の冷気に耐えるかのようです。

　私は、山ブドウとは秋に実をおすそ分けしていただくもの、と思ってきました。秋の山では、なじみの付き合いでした。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-12563

　ところが、山ブドウの若芽を摘んで、天ぷらで食べる、という手があることを、ヤマレコの記録で知りました。
　知っている方は当たり前の春の楽しみだったのかもしれませんが、びっくりしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-110880.html

　調べてみたら、パスタやお菓子など、いろんな楽しみ方をしている方がいる。
http://www.wildgrapefarm.com/
　昔から、東北方面では食べられてきたのかもしれません。郷里の福島市あたりでは、山ブドウの新芽を山菜の一つに勘定する話は、聞いたことがありませんでした。

　写真は、４年前の奥多摩で撮影したもの。写真３枚目は奥利根で秋に山ブドウの房を撮影。
　今年は山ブドウの新芽に会うタイミングを逸してしまいそうですが、出会えたら、まずは湯がいて、そのままを味わってみたいです。

コメント

サク姉

RE: 山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます
tanigawaさん、こんばんわ。

ヤマブドウの新芽、私も先日天ぷらにしました。
お味はちょっと酸味があり、
食感は、フェルトの様な？マイタケの様な？
ちょっとふわっとした感じです。

もしかしたら天ぷらよりも
湯がいた方が合うかもしれません。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=112442&pid=a22b86532a3b51d71c37403986ea2ae7
（左下方のが、ヤマブドウの新芽です）

tanigawa

RE: 山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます
　sakusakuさん、山ブドウの新芽の天ぷら、様子がわかりました。揚げると色が少し変わるのかな。
　食感は、見た目の延長線ですが、味は酸味があるのですね。
　こちらは、時期がすぎつつあり、奥利根までいかないと、今年味わう条件はむずかしいかもしれません。
　木の性別を選ばないので、山ブドウよりは、見つけやすいですが、タイミングですね。

＞c-boyさん、・・帰宅後、ビールで撃沈だったそうです
　これも想定の範囲だったりして。
　いずれにしても、長野県は、いいですね。すっと、行けますから。

firebolt

RE: 山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます
tanigawaさん、こんばんは。

ヤマブドウの天ぷら、教えて貰って１〜２度食べたことがあります。酸味があるのは花芽が付いているからかな？と思っていました。雄の新芽を食べるのかどうかは定かではありませんが、sakusakuさんはご存じでしょうか。

meiken

RE: 山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます
tanigawaさん、おはようございます。
山ブドウの新芽、天ぷらにして食べた張本人です。
私も山ブドウの芽を食べるという事を初めて知ったのが今年今月。
山に同行した友達が、「山ブドウだ！」といっぱい採って
おすそ分けしてもらったのが始まりでした。
天ぷらにして食べると美味しい、お孫ちゃんたちも喜んで食べるよ、酸味があっていいよ、と言われ
天ぷらでカリッと揚げると本当に美味でした。
新芽の雄、雌を見分けるのはわかりませんが まだふわふわの感じの芽は食材になるんですね〜
東北の雪解けした山々ならまだ採れると思います。

私は東北出身でないので、山菜はワラビ、ゼンマイ、フキぐらいしか分からなかったのですが
地元の友達にいろいろ教えてもらって山菜採りが楽しくなりました。

tanigawa

RE: 山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます
　fireboltさんへ

　酸味があるというのが、みなさんの共通の表現のようですね。天ぷらだと油の甘味とうまく混じりあい、いいのかな？
　きっと柔らかい若葉そのものに酸味があるのだと想像しています。

　秋に山ブドウの実を目的にするときは、山ブドウのツタを２０本見つけて、やっと１本に実が着いているのが、あるかないか、ぐらい大変です。
　そのうえ、やっと見つけても、手が届かない場所にあることが普通。
　雌の木でも、何年に一度しか着果しないからかなあ、などと想像してきました。

　それにくらべて、若芽を摘む場合は、手が届くツタを見つければいいので、能率はずっと上がりますね。
　しかし、南関東でも、最近は上越でも、山にどんどん葛（クズ）が繁茂してきているため、山ブドウはより高度を上げたところで、肩身の狭い思いをして生きているという感じです。

tanigawa

RE: 山ブドウの若芽は、フェルトの風合い。そのうち食べてみます
　meikenさんへ

　てっきり北の花と山菜のエリアで育った方かと思っていたのですが、違っていたのですね。
　良い環境とお仲間に恵まれましたね。

＞酸味があっていいよ、と言われ
＞天ぷらでカリッと揚げると本当に美味でした。

　これは、ますます試さないと。
　素揚げで少しカリカリもいいかも。
　上越では、標高１０００ｍより上で、この時期、ちょうどコシアブラやハリギリがどっと時期を迎えているところがあります。例年だと少し、すぎ加減。晴れ間がうまくめぐってくれると、今年の最終チャンスになるのですが。