------------------------------------------------
写真は、鳥海山で。2008年8月8日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1990年、新潟県の巻機山に登ったときに、中腹のブナ林で傘の
直径が 15センチ、柄の太さが6センチほどもある、ヤマドリタケに
出合いました。鮮烈な 印象を残す、きのこでした。
持ち帰って、柄は輪切りにして炒め焼きに。傘はさくさくと切って、
塩ゆでに しました。湯は濃い黄色に染まり、またまた鮮烈な思い出が
残りました。赤味の ある傘から、黄色い色素がとめどもなく出るのです。
後で知りましたが、アカヤマドリは、染料としても利用されてきたそ
うです。
このきのこに似たものはありません。傘のビロード状の風合い、赤茶色
の鮮烈な 色、そして傘そのものが肉厚で、大きな図体。成菌なら、見分
けは簡単です。 傘は生長すると、周囲から不規則な割れ目が入ります。
幼菌の段階では、傘の部分に脳を思わせる不規則なシワ状の凹凸があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆探索記録・フィールドガイド
鳥海山麓のブナ林できのこ探索
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-28237.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する