アピール度、満点。ヒトクチタケ

　山で出会ったきのこ。５月初めの奥利根で、山菜の撮影で森を歩いていたら、ヒトクチタケを見つけました。
　「人口茸」で、人の口の部分を木の幹に接着したような姿をしています。
　おまけに、上唇側だけが、茶色の光沢あるニスで塗装したような配色になっていて、道化師の風。

　赤松が好みで、これに取り付かれたら、気が枯れ出した証拠。丹沢の知人の庭にも、やはり赤松の幹にヒトクチタケが集団で縦に並んで、幹の上から下まで発生しました。

　サルノコシカケの仲間で、固く、食用ではありません。