「例のきのこがカラマツ林で出始めたよ!」という声もかかったので。
道すがら、大遠回りして雨の樹林を歩き、丹沢山ろくへ。
カラマツの林床は、数年に一度というくらいの、ハナイグチの豊作でした。
去年の5倍くらいの密度で生え出して、いまは3、4日時期が遅すぎ。
みんなで傘の裏の管孔が、きれいな明るい黄色のものを選んで、摘み、さっとゆでて、刺身風で昼食に味わいました。
この時期の丹沢は、ナラタケも良い頃合いです。
丹沢でめずらしくきのこにまつわる名前が付いた沢へ、入ってみました。
沢のどんづまりの崖の手前、倒木が集まる、目当ての場所へ。
2本の倒木が沢へ向かって落ち込んでいて、その幹にびっしりとナラタケが生えていました。
ナラタケの仲間のうち、キツブナラタケと、ナラタケ(狭義のナラタケ)です。
若いものを10本ほど選んで、採集してきました。
丹沢のきのこが盛期をまわると、南関東では、きのこシーズンも終わりの時期を迎えます。
頸椎のリハビリと運動機能の試しに、きのこ探索を少しずつ重ねてきた今年の秋でした。負荷をかけ過ぎると、やはり腕に鈍い痛みがでます。これからはスリップ、転倒などに注意しながら、じっくりと山歩きの試行をしたいと思います。
tanigawaさんこんばんは。
前回登った権現山・扇山で
たくさんのキノコの写真を撮ったのですが、
そのうちの1枚がtanigawaさんの日記を拝見して
ハナイグチと判明しました〜〜〜!!!
超初心者レベルですみません…。
ナラタケみたいなキノコも見たような気が…。
tanigawaさんの写真と図鑑の写真を見比べて
ふむふむと一人納得しております。
もうキノコのシーズンが終わってしまうので残念ですが
来年に向け少しでも名前を覚えられたらなぁ
と思っています。
ひとつ質問なのですが、
家に帰って来て図鑑などで調べる際には
どのようなアングルで写真を撮るのが良いのでしょうか?
kerosummerさんへ
>家に帰って来て図鑑などで調べる際には
どのようなアングルで写真を撮るのが良いのでしょうか?
どんなきのこの場合も共通なのは、
傘、
ヒダ、
柄(および柄に付着しているツバ)、
柄の根元近くの様子(つぼの有無や柄の細まり加減)、
の4点を記録する写真を撮ることです。
私は極力、きのこを抜き取らず、生えたままを撮影したいので、カメラはできるだけ地面に近い位置に構えて、できればきのこを見上げるような位置から撮影します。
それもできるなら1枚の絵にすべておさめることを目指します。
このうち、傘の裏側のヒダの様子は、背丈が低いきのこの場合、カメラで撮影することが困難な場合が多い。その場合は、全体の写真とは別に、ヒダだけ記録用に写す場合もあります。
それから。傘の様子に特徴があるきのこの場合は、傘の全体を写さないといけない。その場合は、ヒダは後回しにして、斜め上から撮影する場合もあります。
だから、相手の特徴次第で、いろいろです。
イグチ類は、触ったり、傷をつけると、変色するものが多いので、細い枝でこすったりして、変色の有無や色の変化を撮影することもあります。
できれば、日ごろから通勤時などに図鑑を読み込んでおいて、あるいはシールで印象深く覚えておいて(笑)、現場で出合ったときに、攻め方が浮かぶようにしておくと、対処ができます。
なお、全身を写すための機材の点では、前の日記でこんなことも書いています。
きのこの柄の暗がりを明るく写すライティングの小物
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-25435
おや、まあ!キノコ 6) 一脚とクランプ雲台で手ぶれ防止の撮影
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-11993
最近は、通常のデジカメでも、接写性能、暗いところでの高感度撮影などがずっと改良されてきているので、一眼でなくともOKです。いずれにしても2、3枚撮れば、1枚はいいものが撮れると思います。
ぶれないように撮影するには、カメラを地面に接地させたり、持ち手の指を地面に添えるなどすると、ぶれない画像が得られます。
ハナイグチ、東北の平地でも最盛期です。
自宅の裏山に今年は大量発生しました。
先日ラジオで、”今年はハナイグチが豊作”とも聞きました。
そろそろ晩秋のキノコですね。
可愛いナメコに合いたいです
mitugasiwaさん、今年は秋が遅かったけれども、場所と地域によってはハナイグチは、当たり年だったかもしれませんね。
ラジオでもニュースになるなんて、さすが岩手県ですね。
関東はもうすぐ時期が終わり、これからは、ブナ林のナメコ、ヒラタケ、エノキタケなどの時期ですが、根雪が遅めの感じなので、チャンスはまだありそうですね。
私は、毎年、晩秋に出かけていた奥利根の森が、たっぷりセシウムにさらされたので、今年も2年続けて見合わせです。
とっても綺麗で若いハナイグチの写真拝見しました。
美味しそうです!
標高400ですか。なるほど〜。
先日、山梨と東京の境目できのこハイキングしてきました。標高は860から1500くらいまで。
主に出ていたのはチャナメ、クリタケ。
あとはムキ、アイシメジ、キシメジ少々、シモフリ少々、カワムラフウセン少々、ヌメリスギタケモドキ少々、ハナイグチなどでした。
少々はほんとに少々です。
ミズナラ、コナラ、ブナ、赤松等々理想的な雑木林で倒木も豊富でしたが、ほとんどキノコの姿は無く、特に印象的だったのは、毒キノコや○○シメジの類も全くといっていいほど見られないことでした。
この世のものとは思われないくらい幻想的な森の徘徊を楽しむことはできたのですが …
ちなみに私の山のパートナー(61歳)も転倒により中心性頚髄損傷を受傷し、リハビリや頚椎の手術を経験しています。もうすぐ2年たちます。
当初は上を向いたままの寝たきりで上半身は全く動かせず、痛みとしびれに大のおとながうなっていました。
一生鼻もかけない体になったかと誰もが思いましたが、リハビリやトレーニングを頑張り、今や沢の山岳会のトップとして立派に復帰しています。
あせらずマイペースでゆっくり楽しみながら復活なさってくださいね!
gogo1528さんへ
>860から1500くらいまで
ああ、あのへんかな、と予想がつきます(笑)
ときどき、人工の樹林も入ってきますね。どうしても。土曜日も日曜日も、雨まじりで、森はかなり暗かったのではないでしょうか。
シモフリシメジは、出合えて幸運でしたね。
チャナメツムタケと、クリタケが終わりにさしかかると、きのこシーズンは終盤ですね。
>リハビリやトレーニングを頑張り、今や沢の山岳会のトップとして立派に復帰しています。
初めて伺いましたが、私よりずっと重症だったのですね。そのかわり、手術とリハビリを頑張られて、かなり回復されたんですね。
私のは、日常の仕事や姿勢の問題等々で、ゆっくりと進行してしまったので、回復も完全にはいかないようです。
右腕は使うと必ず、数日は鈍痛がきますし、首回りも不自由です。
腰や足はまったく快調なので、歩けることを幸いに、山や森を楽しんで行こうと思っています。
あせりや焦燥感も感じやすいのですが、体と相談しながらやっていこうと思います。
再度のコメントごめんなさい!
私のパートナーが手術したのは、治療の為ではなく今後の為でした。
医師によりますと、もともと(柔道なども若いときやっていたせいもあって)頚髄の神経の通り道がまるでヘルニアのように狭くなっていたとのことです。
なのでちょっとした転倒だけでこのような事態に陥ったそうです。
いつそうなってもおかしくない状態だったそうです。
彼が受傷したのは下界でしたが、もし仮に山中だったら死んでたと言われました。
救急車が来ないからです。
その時は救急車で運び込んで、大量のステロイドを注入しました。
彼の場合も前から首が痛いとか、肩や腕がだるいとか言っていました。普通に山行していましたが。
あと、リハビリではイチローもやっている「初動負荷マシーン」というのがかなり効果的だったようです。
ホグレルマシーン、インナーサイなど。
tanigawa様の症状に合うかどうかわかりませんが、ほんの念のためのご参考まで。
gogo1528さん、くわしいアドバイス、ありがとうございます。
負荷をかけると鈍い痛みが2、3日はくるので、上半身は積極的な運動はずっとできないできました。
11月後半に3カ月ぶりの受診があるので、聞いてみます。
職場のフィットネス・ルームには、健常者向けのマシーンが何種類かあります。これらは、いまの私が定められた通常の使い方で使うと、やはり無理が出ます。
指導員の方も来るので、聞いてみます。
初動負荷マシーンは、検索して写真を見ると、似たものもありますが、症状に応じて負荷をどこに、どうかけるかが、違ってくるのでしょうね。
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