桜が散りだした新宿御苑で、今年も花見弁当。タラの芽観察も

　今日ようやく天気が良くて昼休み時間もあき、お花見弁当を食べに御苑に行きました。
　満開は２２日だったので早や６日が経過。雨や低温が続いて花もちが良く、ソメイヨシノはやっと地面にまばらに散りだしたところ。これから咲く遅咲き品種はまだ蕾で、良い時期のうちに花見ができました。
　去年より２週間も早い開花と満開です。

　濡れた地面に薄マットを敷き、お弁当を広げると、日差しがちょうど強くなって背中が暑いほどでした。気温は２０度を超えました。
　去年は頸椎を痛めた最中で、恒例の花見も右手が不自由で難儀しました。今年は弁当を食べつつ、箸使いがかなり回復してきたのを実感しました。

　食後は、花と野草を眺めてお散歩。
　タラの木が御苑内に１０本ほどありますが、満開日から６日たったので、芽はすでに１４センチほどに育っていました。（写真）
　桜の満開とタラの芽の摘みごろの相関は、日曜日の高尾山でも、今日の新宿御苑でも、よく一致していたようでした。

　各地の開花・満開日の結果と予想は、下記に。
http://season.tenki.jp/season/sakura/expectation

　御苑は、都心では生活の場を失われた野草の宝庫です。
　そのほかに、　ヒメシャガ、ムラサキケマン、タチツボスミレ、カラスノエンドウ、ヤマブキ、オドリコソウ、ニリンソウ（蕾）、カキドオシ、ムラサキヤシオツツジなど、春の前半の花はいっせいに花をつけていました。
　スギ花粉もそろそろ山が去りつつあり、山も野も、いい季節に入ってきました。