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8年前のGWに、扇沢に下山して、信濃大町に下る途中の枝沢のそばで撮影したスミレでした。
白い花弁にうっすらと紅をさして、お尻の距の方はやや濃いめの紅色。
家に帰って写真と図鑑を見比べても、なかなか見つからない。
それで、ネット上の手作り図鑑
http://trace.kinokoyama.net/flower/plant-index.htm
には、判別まだ、のスミレとしてアップして、そのままにしてきました。
そういうスミレがたまってきたので、今春、ようやくスミレだけの図鑑を購入しました。山渓のこの図鑑は、1100枚の写真を掲載。
例によって、通勤電車の車内で図鑑を眺め、あれこれ同定につとめているいちに、「これではないかな?」「きっとそうだ!!」というスミレが見つかりました。
タチツボスミレの仲間に、ニオイタチツボスミレという、いい香りの一群があり、
その仲間に、花弁が白い、シロバナニオイタチツボスミレがあり、
そのまた類種に、花弁がうっすら紅に染まり、距がやや濃く紅色をさす、オトメニオイタチツボスミレ、という仲間がいたのでした。
見比べて、まさにこれでした。
やはり図鑑は人びとの知恵と手間と好奇心の集大成!
すごいものです。
とはいえ、スミレはむずかしい。奥が深い世界です。
でも、あのスミレに出会ったのは、あのときが最初で、最後です。
いつか機会があれば、また出合えるのかもしれない。
しかし、そうもいかないのも、また花との出会いなのかもしれません。
山もアプローチも、やはりじっくり楽しみたいものです。
こんにちは!
このスミレはまだ未見です。
なんとも可憐なスミレですね!
是非私も合ってみたいです。
スミレは難しいですね。
私もまだ勉強中です
mitugasiwaさん、コメントありがとう。
このスミレは、白と紫のキクザキイチゲの群生のわきに、ひとかたまりになって咲いていました。
この場所では山桜が開花し、コシアブラやハリギリも、時期を迎えていました。
花期はですから、やや早い方と思います。
花で埋もれるような、小さな空間でした。
香りを確認しておけばよかった。おしいことをしました。
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