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裏山に入り組んだ枝沢を、湧き水が流れる一帯。関東では谷戸(やと)と呼ぶ地形です。そこに、セリが早くから新しい茎を伸ばしています。(写真1枚目)
この時期は、背丈は10センチ足らずのものがほとんど。
いつも初ものを味わいに、摘みにでかける場所です。
手がしびれてしまうような冷たさでした。
きれいに洗ってザルにもりつけ、まず見て楽しみました。(写真2枚目)
出汁しょう油で、シンプルなひたしもおいしいですが、今回はゴマ和えにしました。(写真3枚め)
ゆで時間はわずかに30秒弱。
香りとわずかな苦味がのこる、さわやかな味わいでした。
セリ、もう採れるんですね。
毒ゼリとの見分け方がいまいち不安です。。
>毒ゼリとの見分け方がいまいち不安です。
見分け方は、いろいろなサイトでも、図鑑でも書いていますが、実地に体験している方、よく採集している年配の方などに、現場で教えてもらうのが一番ですね。
よく言われる見分けどころには、落とし穴みたいなものもありますので。
1)ドクゼリは背丈が大柄。←生長すると、セリだって数十センチになります。
2)ドクゼリは地下茎がタケノコ状。←稀に芽が出たばかりのものを摘んで、太い地下茎が確認できない場合もあります。
きれいな水で洗ってから、セリの香りと味を確認するのが一番ですが、とにかく最初は実地に教えてもらうといいですね。
tanigawaさん、ありがとう御座います。
図鑑にも地下茎の事が出ていましたが、中々難しいです。近所の休耕田にセリが生えてておばちゃん達が喜んで採っているので、私もこの春は採ってみようと思います。
田んぼのセリは「田ゼリ」といって、背丈は伸びませんが、「水ゼリ」よりも香りとアクがあって、かえっておいしいんですよ。
私も、セリ摘みのベテランに教えてもらいました。
その女性が見せてくれた「田ゼリ」です。
http://trace.kinokoyama.net/photo/sansai/seri/seri-yokozawa-te2001.jpg
「田ゼリ」という種類があるんですね!
近場で楽しめるので採って味わってみたいです。
>「田ゼリ」という種類があるんですね!
植物の種としては同じと思います。流れの脇などで育つと、茎がながーい水ゼリになりますね。田ゼリも、田んぼの水かさによっては、茎を伸ばします。
休耕田などでは、地中の水気がわずかの場所でも田ゼリが広がったりします。ぬかるむ程度とか、湿った程度とか。そういうところの田ゼリは、味が濃いと感じています。
一方で、お店で売っているセリは、生でサラダに使えるくらい、アクがないですね。
わぁ、いいなぁ。
初物のセリはなんだかとても美味しそうですね。
私は、水際のもっと青くて長いものを
昔よく小川で採っていました。
幼い頃は採るのが楽しいばかりで、
あの香りが苦手でほとんど食べなかったのに、
採れない土地に越してから大好きになったのは
なんとも皮肉な話です。
(ウドもミツバもそうです。
今は、春になるとスーパーで買ったりしています。
(一人で2把くらいペロリと…
さっと湯に通して、削り節と醤油でおひたし。
お酒がすすみますよね
そういえば、
ウドやこごみがスーパーで出回り始めました。
少しずつ春が近づいてきましたね
>さっと湯に通して、削り節と醤油でおひたし。
お酒がすすみますよね
セリは、醤油が合いますよね。
私は今回はあっさりめの白ゴマ和えでしたが、出汁醤油も好きです。
何種類かのドレッシング(つけたれ)を用意して、いろんな味を楽しむのも好きです。
下の写真ですが、
http://trace.kinokoyama.net/photo/sansai/3sai-hitasi0704-25237.jpg
野草のひたし。シドケ、ワサビ、コゴミはそれぞれたっぷりのお湯で50秒前後、茹で、冷水で一気に冷やして、刻みました。
漬けたれは、だし醤油、味噌入りマヨネーズ、柚子胡椒入りマヨネーズの3つの味です。
それぞれに個性的な香りと味わいを、味を変えつつ、楽しめます。
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