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このコウタケ、ご飯に、やみつきになってしまう人がいるために、私の郷里の福島県などでは、コウタケがけっこうな高値で取引されています。
まず、コウタケを水でざっと洗いました。
つぎに、大きく切り分けて、さらに短冊切りにしました。
コウタケは、身がしっかり固めで、包丁はサクっと入ります。
鍋に入れて、醤油、みりん、少々の砂糖を入れて、弱火で全体に火を通しました。(写真2枚目)
コウタケは紫褐色から、真っ黒に変わり、身からは水分とともに、真っ黒い汁が出てきました。同時に、台所はコウタケの強い芳香に満たされます。なんとも迫力があります。
この汁がコウタケの旨味と香りが濃厚につまったもとです。アクをすくうのは、最小限にして、そのまま煮詰めました。
この佃煮風のコウタケを、炊き上げたばかりのご飯に混ぜ合わせました。白いご飯にコウタケの旨味いっぱいの汁が吸い込まれていきます。色も穏やかになりました。(写真3枚目)
が、コウタケそのものは、まっくろくろすけ! のまんまです。
いやあ、すごい迫力。
食卓にコウタケご飯をでん!と、置いたら、カミさんが「これを食べろっていうの?」という顔をしました。
かまわず、チャナメツムタケ、ムラサキシメジのきのこ汁とともに、では、いただきます!
コウタケご飯のコウタケは、ポリポリ、こりこりした歯ごたえ。汁を吸ったご飯を頬張ると、口の中が芳香にむせぶような感じ。どんどん平らげました。
佃煮のままとりおきしていた分も、酒の肴にいただきました。
カミさんは、軽く半杯、の味見にとどめていました。
(ときたま、変わったきのこをいっしょに食べることになって、申し訳なし。)
コウタケが出てくるとは、びっくりします。
米沢ではシシタケとよばれています。
充分乾燥した物を水で戻します、水を5〜6回かえて、色が出ない位までもどし、小さく切り、薄味で少し煮て、汁ごとつかって、炊き込みご飯にします。
朝には、台所が松茸ご飯より、もっと良い香りでいっぱいになります。
生のまま焼いても、食べますが少しだけにしなさいとのことです。
雨の日あまぐもなしで、背負ってきた人が、ヒリヒリと、やけどのようになったそうです、要注意、
トンビマイタケなども、色だけで判断して、せっかくのおすそわけを捨てられたこともあります。
めずらしい、記事ありがとうございます、 riki
ほんとは、rikiさんが紹介している方法で、いったん干してから使うのでしょうね。今年の秋は、それで試してみます。
奥多摩や丹沢は例年、きのこは遅めですが、去年の秋はさらに20日ほどずれこんで、種類によっては姿がずっと少ししか見かけないものもありました。東北や北関東の山が白くなっても、まだ1ヵ月くらいは、きのこの時期が続きますよ。
このコウタケに出会った時期に、奥多摩でマイタケが3株もついた、大木ミズナラを見つけました。
野原さん、ご無沙汰です。
こちらに出入りされていましたか。
また、今後とも、よろしくお願いします。
FYAMAPもニフティから離れて、一応、続いています。
http://folomy.jp/
wakaさん、ほんとお久しぶりです。
相変わらず、旺盛に登られてますね。それに、ラッセルで西穂高とは、タフですねえ。
wakaさんのトレード・マークや、みなさんとご一緒した赤城山が懐かしいと、うちのカミさんも言っていますよ。
今後とも、よろしく。
コウタケはなかなか採れないきのこと聞いています。仙人も秋になるとキノコに夢中になります。今年は舞
りっぱなマイタケがとれて、うれしそうですね。
実は私も、なんと奥多摩でマイタケのミズナラ巨木を見つけたんですよ。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/field-rpt/maitake-mizunara071103kanto.htm
丹沢や奥多摩、奥秩父あたりは、きのこの密度は東北、上信越のブナ林には負けますが、種類の豊富さと、シーズンの長さでは、なかなか楽しめる地域です。
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