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山間の村を訪ねる番組、地域の自然や風土をルポする地元局取材の番組も心が和みます。
自然災害時の情報も的確で良いです。
報道番組は、発表ものは官報で浅いけど、ドキュメンタリーや特集番組は調査・取材の力量が高い。
しかし、よりによって年度末の直前の、おそらく視聴者の相当な割合の方がNHK受信料を支払う時期を前にして、新会長や経営委員の無軌道発言の連発には、あっけにとられました。
新しい役員の何人もが続々と、びっくりするような言動です。
一番、びっくりしたのは、新聞社にピストルをもって押し入り、脅したうえに自殺した右翼団体の人物の行動を、尊敬するという、女性の経営委員の登場でした。拳銃は、所持も威嚇も発射も、犯罪でしょ。しかも、この女性の経営委員自身が、受信料支払い拒否を宣言した経歴があるんだって!
それから、新NHK会長。就任会見で世界も日本も、内外が驚くような自己主張をし、一方で、経営委員全員に日付ぬきの「辞表」出させていた。「どの企業でも普通にやってること」などと言ったから、財界団体の会長からさえも、「そんなこと、どこの企業もやってないのが普通」と諭された。
特定候補の選挙応援演説までした経営委員も出ました。この人も反省なしです。
「公共放送」として、やっていいことと、悪いことの区別が、批判されるまでつかない程度の人々が報道機関のトップにいるのは、それだけで、部下、スタッフにとっては、萎縮の連鎖と「報道の不自由」です。
すごく単純・自明なことを言えば、現在の法律では、テレビ放送の受信機をもつすべての人たいして、NHKを見る、見ないにかかわらず、受信料の支払いが義務付けられています。
だから公共放送のNHKとしては、放送法やNHKの番組基準が定めるように、どんな問題でも、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、報道することが義務付けられています。
なかなかむずかしい目標ですが、私は、NHKのスタッフは、この方向である程度がんばってきたと感じています。
しかし、原発事故のときは、NHKのある男性レポーターがツィッターでつぶやいたことをもって、彼を退職に追い込みました。その一方で、就任会見で無軌道発言の新会長はそのままだけど。バランスが偏ってしまってますね。
私だけの感想ではない。現にNHKの経営委員のなかからも、危惧の声が公然と上がっています。
いろんな角度から掘り下げて、問題をとらえたいと思っている視聴者の一人としては、こういう運営・監督陣が高圧的に支配する報道機関って、信をおけない。現場や視聴者に意見を押し付けるのではなく、現場が生き生きと事実を取材して、伝えられるような報道機関であってほしい。
この新会長さんらを、あえて、続投させるようですが、この程度の会長・経営陣のもとにあるということは、私のような、あくまで事実追求、そこから物事を考えるという者から見れば、メディアとしての商品価値が信頼性の面で失われているようなものです。
あくまで辞めないということは、「嫌なら、見るな! 受信料は結構!」と言われているみたいです。
そういう対応が、受信料の支払いが義務という制度に乗っかってやられているところが、困ったところです。
新会長さん、自分の解釈に合った報道にしだいに絞っていく、職員を締め上げてゆくという気持ちなのであれば、「公共放送」の法的な縛りを解除してもらえませんか。新会長の意見に賛同する人が、受信料を払うようにするのがいいと思います。
わが家では、こういうことも予期して、口座振替はせず、毎年3月に1年を振り返って、現金で支払う方式をとって払ってきました。
しかし今、払うかどうか迷う私と、もう払わない!というカミさんとで、この件を話し合うときは深い苦悩のなかに落ち込みます。形勢は悪化しています。
この苦悩から私たちを解放してください。法律違反はだれだって嫌です。
安心して受診料を振りこめるような体制を早くとってほしい。
そもそも国民全員から見ようが見まいが受信料を徴収し、法的な罰則を用意するというのは、他国に例をみない義務的制度です。それに値する信頼感を保てないのならば、個々人が思う良い番組、見たい番組だけ料金を払う制度にするのもいいかもしれません。
ただ、山と自然、科学番組、災害報道など、質の高い番組が今後も維持される体制と制度への改革を願っています。
おはようございます。
私はクレジットカード払いなので支払いは毎年8月だったかと思います。
こういう広告料なしで支払っている国を調べたことがありますが、他の国も案外と高いことに気づきました。
しかしながら、誰からも徴収をするということなので他国の有料チャンネルと比べればべらぼうに高いことは事実です。
放送の内容については、頑張っている番組もあると思いますがBBCに比べたら公共放送としては非常にお粗末だと思います。収入に比べたらひどいですね。アジアのニュースなのに先日のフィリピンの台風被害に伴う略奪についてもBBCの取材をNHKがおそらく情報を買って放送したというのは情けないと思いました。これはジャーナリズムではないですね。
大河ドラマなどの豪華な着物のレンタル料もおそらく長年業者との馴れ合いがあると思います。
今までは日本各地の受信困難地に対する設備等をNHKは整備提供してきましたが地デジ化やBSなどでアナログ設備がなくなったので徹底的に受信料を安くする必要があると私は感じます。国会がその役目を担うのにこれも問題意識が少なくて情けない思いがします。
アホ発言に関しては精神的健康に影響を受けるので聞くのを避けています。
murren さん、海外へ出て、現地のTVや日本でも視聴できる海外放送を見て、つくづく感じるのは、日本のTVニュースのなかで、犯罪報道の多さですね。ニュース全体の割合で断トツの時間配分を事件、犯罪に充てています。海外の人が見れば、日本は毎日毎日犯罪ばっかりの国と誤解されてしまうくらい。
政治・経済のニュースも時間が制約されるうえに、国内ものがほとんどです。
比べて現地や海外放送は、国際ニュース(諸国の政治、経済、市民の諸活動)のニュースが大きな比重を占めています。自然と、視聴者の目が海外へ広がり、自国の問題も広くとらえられるようになります。
事件報道も大事ですが、その背景、社会の変化、人びとの暮らしの変貌などに目を向けることが、日本のTVではとても少ない。
これは1つの例ですが、どのTV局であれ、もしも受信料を義務的に徴収し、はらわなければ罰則(差し押さえをしてまで受領を完遂する)ということまでやるのであれば、それ相当の、番組の質の追求が求められると思います。
でも、私は、いまのNHKにそこまでは求めていない。
すべての世帯に受信料支払いを求めるのなら、せめて、掲げた目標、あるべき放送にむかって、現場で仕事をする人たちが、伸び伸びと取材・編集・放送にあたれるような、NHKであってほしいと思う。私の要望はそれだけです。
今回は、上から、しかも特異な人たちが経営陣に続々と送りこまれて、社会的にも非常識なことが重ねられ、それを解決も反省もできていない。
従来の経営委員会メンバーも、この方々だって、政府の姿勢に近かった人たちですが、正常な「企業運営」の阻害、現場の委縮という初歩的な問題で、こぞって身を引きかけている。
公共性の高い「会社」で、世間でありえないことが始まっているのが、問題と感じています。
今、この「公共放送機関」は、法律で全世帯に支払いを義務づけた受信料を、受領する体制にあるのかな? と思います。
こんばんは
私は地上デジタルに移行してから、しばらくテレビを自宅では見てなかったのですが、そういう風に暮らしてみると、見なくてもまったく問題ないことに気づきましたね
アラゲンさん、民放はスポンサーからの収入が激減して、番組の質が格段に低下しましたね。悪循環に陥っています。それでも、ときどき良い山番組や、報道の特集があります。
私の場合も、録画予約をしておいて、ピックアップして見るという方式が増えてきました。
報道・制作は、人と手間とカネがかかるので、民放はその面から制約が大きくなっているように感じます。同時に、ハンディを乗り越える取材者の気迫ですね。自主的な報道の条件は、一面ではありますから。
そのことを考えても、NHKには、スタッフが伸び伸びと良い仕事ができる環境をと思います。
こんばんはtanigawaさん
私も先日、NHK受信料をケーブルテレビ会社を通しての団体契約支払いをやめました
さっそく振り込み用紙が送られてきました
NHKカスタマーセンターに電話をし
「最近の経営委員、会長の発言に疑問を感じるので払いません」と言い、「その旨記録に残してください」ともいいました
でも、そうです
受信チューナーが付いている受像機を持っている人は見る、見ないに関わらず料金を払わなくてはならないようです
んんんんんーーーー
もう少し払わないでおきます
divyasu21 さんも同じ心境ですね。
私は、いい機会を与えられたと思ってもいます。NHKのみなさんを応援したいけれども、しばらくじっくり考えたいと思います。
たぶん、この3月は、そういう方が全国に大勢いるのではないかと、想像します。
まったく、それほどの激変が外からこの報道機関に作用している真っ最中ですから。
私は結論を出していない状況だし、今回は催促や督促が来た段階で、悩みをお伝えしようと思っています。
とにかく、本局でも地方でも、現場の取材・制作の方々が一番、たいへんなので、応援の気持ちは維持したいと思います。報道機関には制約や圧力をかけてはいけません。
NHKにしろ東電にしろ、「上」から人間が送り込まれて意に沿うような運営がなされるように「細工」されているように感じます。
その「上」の更にずっと上の上の頂点が一体どこの誰で何を望んでいるのかがイマイチ理解出来ないし気持ち悪いです。
様々な噂や憶測は耳にしますが、まるで小説の世界みたいで
bunacoさん、いま首相を出している政党の中からも、今度のNHK会長の人事や、ふるまいには、かなりの批判が出ています。だから、ほんとに少数の人びとの意見で、今回の異様な出来事が始まっていることになりますね。
良い番組をいっぱい作ってきたのですから、ルール無視の外や上からの圧迫はぜひ控えていただきたいです。
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