ここは里の本流から分岐した支流で、途中まで林道がアプローチに使えるところです。
今年は、残雪が多く、雪の林道を上りました。
スノーブリッジや、雪崩跡、倒木がダムのように流れを遮る場所があり、いつもとずいぶん様子が違いました。
何カ所か沢床に下りて、遡行できる場所があり、その2か所ほどで野生のワサビが見つかりました。
わさび漬けを仕込みました。
根と葉柄の元のところ、小さめの葉を刻み、塩もみして、酒かすで和えました。
酒かすは、近所の酒屋さんから、日本酒を買ったときにもらったものの、残り。
それに、去年だったか、一昨年だったか、神戸に仕事に行ったときにいただいた「甲南漬」の、漬物を食べきったあとの酒かす(古い)を、3割分ほど足して混ぜました。
和えながらも、ワサビの香りが、漂ってきました。
冷蔵庫に入れて、今朝、またかき混ぜ、夕ご飯の前にまたかき混ぜて、ご飯にのせて食べました。
さわやかな、ツーン!とくるワサビの香りと歯ごたえ。
酒かすも、ねかせておいたものなので、甘いやわらかい味で、ワサビと合いました。
山菜は斜面や沢沿いが良い場所になりますが、今年の奥多摩は、日陰の残雪に加え、沢沿いの山道や林道が雪や倒木で寸断されています。雪解けの跡もまだ草の芽も出ず、冬の色です。時期も例年より1週間は遅めかなめかもしれません。
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