餓鬼岳、唐沢岳〜表銀座〜東鎌、西鎌尾根〜三俣蓮華岳〜裏銀座〜高瀬ダム


- GPS
- 122:20
- 距離
- 67.3km
- 登り
- 6,310m
- 下り
- 6,237m
コースタイム
16日 5:00餓鬼岳小屋-5:50餓鬼のコブ-7:10唐沢岳-9:50餓鬼岳小屋着-10:30餓鬼岳小屋発-14:10東沢乗越-17:20燕山荘
17日 5:20燕山荘-6:10大下り-7:30切通分岐-8:10大天井ヒュッテ-8:30牛首展望台-11:20西岳-12:40水俣乗越-14:40ヒュッテ大倉-15:40槍ヶ岳山荘
18日 6:00槍ヶ岳山荘-9:10樅沢岳1-9:30双六小屋-11:30三俣峠-11:40三俣蓮華岳-12:30三俣山荘
19日 6:00三俣山荘-8:10水晶小屋-8:50東沢乗越-9:50真砂岳分岐点-10:30野口五郎岳-10:50野口五郎小屋-13:10烏帽子小屋
20日 6:40烏帽子小屋-8:20権太落シ-8:40吊橋-8:50高瀬ダム-10:10七倉温泉
天候 | 15日 晴れ後曇り雨 16日 曇り後雨 17日 雨時々曇り 18日 雨時々曇り 19日 雨後曇り 20日 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 白沢登山口〜餓鬼岳小屋、餓鬼岳 白沢登山口からの登山者はそれほど多くないのか、この時期でも十分駐車できます。沢沿いの登山道は橋や梯子が多数あり、よく整備されています。最終水場から急登が続きますので、暑い日は十分水の確保が必要。 2日目 餓鬼岳小屋〜唐沢岳〜燕山荘 餓鬼岳小屋から唐沢岳までマークもしっかりあり歩きやすいが、所々道幅が狭くなっているので朝露に注意。餓鬼岳小屋から燕山荘までは歩きやすく、風化した巨大な花崗岩群が見れる。 3日目 燕山荘〜槍ヶ岳山荘 表銀座縦走コースは大下り以外はアップダウンも少なく歩きやすい。風化した巨大な花崗岩群が見れる。切通分岐から大天井ヒュッテまでは大きな岩も多く歩きにくい。牛首展望台への往復は25分〜30分くらい。喜作新道はアップダウンが少なく歩きやすい。西岳への往復は25分くらい。東鎌尾根はアップダウンが多く、長い梯子もある。槍ヶ岳に近づくと岩が大きく歩きにくくなる。 4日目 槍ヶ岳山荘〜三俣山荘 西鎌尾根は東鎌尾根よりも歩きやすい。危険箇所もない。双六小屋から三俣山荘まで巻道ルートを歩くが、多少歩きにくい場所があるが、危険箇所はない。 5日目 三俣山荘から烏帽子小屋 黒部源流から岩苔乗越を歩くが、黒部源流の碑付近で道を見失う(たぶん普通は問題ない)。水晶小屋から真砂分岐点までは急な岩場もある。裏銀座縦走コースはアップダウンが少なく歩きやすい。烏帽子岳付近では風化した花崗岩が美しい。 6日目 烏帽子小屋から七倉温泉 烏帽子小屋から権太落シまではひたすら急な下り。途中、位置を表す数字が書いてあるがなぜか11まである。高瀬ダムではタクシーが2台乗客待ちをしていた。歩くと5Km、かなり長い。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
今回、久々の山(先月の中旬以来)、しかもテント持参の5泊6日の縦走。運動不足のため、初日と二日目はかなりバテました。
しかも毎日雨で、遠くの山まで見えた日は1日もありませんでした。
雨と体力不足のため、燕岳と槍ヶ岳は登らず、双六岳は迂回して、赤牛岳への往復も行きませんでした。雨には雨の山の楽しみ方があると思いますが、やはり晴れた方が楽しいと思います。特にテントでは雨は天敵、燕山荘と槍ヶ岳山荘では暴風雨でテントの中までびしょびしょ。次の日の三俣山荘ではたまらず素泊まりで山小屋に泊まりました。さすがに40才近くになると20才代の時とは違い、体力の衰えを痛感しました。
以前は確かにテント泊もしていましたが、朝は5時くらいに山小屋を出て、午後3時頃には山小屋に到着。ビールを片手に他の宿泊者と山について語る。これが山の楽しみの一つでもありました。今回、自分の体力に合わない無謀な計画をたて、結局ショートカット。今後、テントと小屋泊をうまく使い分けていきたいと思います。
今回の登山で槍ヶ岳へのルート(北鎌尾根を除く)をすべて制覇しましたが、私の感覚ですと西尾根と槍沢が最も登りやすく、次に西鎌尾根、そして東鎌尾根、一番大変なのが大キレットからと感じました。
表銀座縦走コースと裏銀座縦走コースは両コースとも美しい花崗岩が点在していますが、個人的には裏銀座の烏帽子岳の姿と野口五郎岳周辺の独特の雰囲気のほうが私の好みです。今回は回避しましたが、燕岳の花崗岩の雰囲気も好きです。
最後に高瀬ダムから七倉温泉までは歩くと遠いのでタクシーがお勧めです。
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