記録ID: 1295276
全員に公開
ハイキング
剱・立山
日程 | 2017年10月04日(水) ~ 2017年10月23日(月) |
---|---|
メンバー | |
天候 | Day01:10月4日(水)晴れ : 船橋-横尾 Day02:10月5日(木)晴れ : 横尾-槍ヶ岳 Day03:10月6日(金)曇りのち時々雪 : 槍ヶ岳-三俣山荘 Day04:10月7日(土)雨 : 三俣山荘-三俣山荘 Day05:10月8日(日)晴れ : 三俣山荘-薬師平 Day06:10月9日(月)晴れ : 薬師平-スゴ乗越 Day07:10月10日(火)晴れ : スゴ乗越-五色平 Day08:10月11日(水)晴れ : 五色平-富山 Day09:10月12日(木)雨 : 富山-雷鳥沢 Day10:10月13日(金)雨のち晴れ : 雷鳥沢-二股 Day11:10月14日(土)晴れ : 二股-阿曽原温泉 Day12:10月15日(日)晴れのち曇り : 阿曽原温泉-祖母谷温泉 Day13:10月16日(月)雨 : 祖母谷温泉-祖母谷温泉 Day14:10月17日(火)晴れ : 祖母谷温泉-不帰避難小屋 Day15:10月18日(水)晴れ : 不帰避難小屋-白馬岳村営テント場 Day16:10月19日(木)雪 : 白馬岳村営テント場-白馬岳村営テント場 Day17:10月20日(金)霧のち晴れ : 白馬岳村営テント場-朝日岳 Day18:10月21日(土)晴れ : 朝日岳-栂海山荘 Day19:10月22日(日)雨 : 栂海山荘-糸魚川 Day20:10月23日(月)雨のち晴れ : 糸魚川-船橋 |
アクセス |
利用交通機関
往路:船橋→松本 :あさま3号
電車
復路:糸魚川→東京 : 新幹線 はくたか
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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表示切替:
コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 3時間0分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 3時間0分
- 2日目
- 山行
- 8時間26分
- 休憩
- 1時間48分
- 合計
- 10時間14分
- 3日目
- 山行
- 7時間39分
- 休憩
- 19分
- 合計
- 7時間58分
- 4日目
- 山行
- 0分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 0分
- 5日目
- 山行
- 10時間18分
- 休憩
- 1時間26分
- 合計
- 11時間44分
- 6日目
- 山行
- 6時間15分
- 休憩
- 19分
- 合計
- 6時間34分
- 7日目
- 山行
- 6時間7分
- 休憩
- 31分
- 合計
- 6時間38分
- 8日目
- 山行
- 9時間2分
- 休憩
- 43分
- 合計
- 9時間45分
- 9日目
- 山行
- 5時間0分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 5時間0分
- 10日目
- 山行
- 6時間16分
- 休憩
- 29分
- 合計
- 6時間45分
- 11日目
- 山行
- 8時間2分
- 休憩
- 10分
- 合計
- 8時間12分
- 12日目
- 山行
- 6時間55分
- 休憩
- 27分
- 合計
- 7時間22分
- 17日目
- 山行
- 10時間36分
- 休憩
- 18分
- 合計
- 10時間54分
- 18日目
- 山行
- 8時間20分
- 休憩
- 45分
- 合計
- 9時間5分
- 19日目
- 山行
- 10時間58分
- 休憩
- 1時間13分
- 合計
- 12時間11分
- 20日目
- 山行
- 3時間0分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 3時間0分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
10/6,7:三俣山荘テント場
10/15,16:祖母谷温泉テント場
10/18,19:白馬岳村営テント場
上記3か所にては、天候回復待ちのため2泊ずつ宿泊。
10/11は富山市街にて宿泊・補給
10/12は富山から雷鳥沢へ移動
10/15,16:祖母谷温泉テント場
10/18,19:白馬岳村営テント場
上記3か所にては、天候回復待ちのため2泊ずつ宿泊。
10/11は富山市街にて宿泊・補給
10/12は富山から雷鳥沢へ移動
コース状況/ 危険箇所等 | ・仙人峠→仙人温泉小屋:悪路・残雪注意 ・白馬岳→三国境 :降雪時・天候の変化に注意 |
---|---|
その他周辺情報 | 1)祖母谷温泉のテント場は露天温泉のすぐ横にあるので便利。小屋の料理もおいしくてお勧めします。 2)親不知観光ホテルは、下山後に温泉に入ったあと駅まで送っていただけます。1500円です 3)富山駅付近はおいしいお寿司屋さんがあります。福助や回転ずしもおいしいです。 |
過去天気図(気象庁) |
2017年10月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 |
■ハードギア バックパック:TNF Shadow40+10 サコッシュ :Freelight 帽子 :ブーニーハット グローブ :Mechanics Vent グローブ :Wool globes ブーツ :Zamberlan Fujiyama Plus GTX NW ポール :LOCAS GEAR テント :MSR Hubba NX 1person ■ウェア アウター:Patagonia スーパーセル JKT(Rain) アウター:Patagonia フーディニ JKT ミッド :Patagonia R1 JKT ミッド :Patagonia キャプリーン ライトウェイト ハーフジップ インナー:Finetrack Dry Layer インナー:Patagonia キャプリーン シルクウェイト T パンツ :Patagonia Rock Craft Pants パンツ :MB トレントフライヤー(Rain) ソックス:HALISON Trekking *2 スパッツ:Walk About 防寒着:MB ライトダウン JKT 防寒着:MB ダウンパンツ ■サニタリー 爪切り リップクリーム 歯ブラシ 歯磨き粉 日焼け止め ニベア 絆創膏 軟膏(火傷用) アーミーナイフ ソルジャー トイレットペーパー ■炊具・武器 エバニュー アルコールストーブ・ゴトク SP チタンカップ 450 UF チタンカップ 270 ファイヤースチール ライター チタン スプーン 燃料用アルコール コーヒー ドリッパー MUNIEQ Tetra Drip コーヒー フィルター ■メカニカル GPSロガー I-Gatu GT-120 ソーラーパネル 6W リチウムバッテリー I-PhoneSE オリンパス TG630 カメラ Timex Ironman Watch Black Diamond LEDヘッドランプ ■ウォーターコンテナ プラティパス 2L プラティパス ハイドレーション ■食料 アルファ米 カップヌードル スニッカーズ系バー類 トレイルミックス ドライフルーツ コーヒー豆 神戸珈琲 IdeCafe製 ■寝具 シュラフ MB 800FP#3 カバー MB ポルカテックス マット NEMO ZORA 20S ■MAPS 昭文社 山と高原地図 国土地理院 地形図(電子データ) I-Phone APP Field Access コンパス SILVA ■その他 タオル ザイル 6mm キューベンファイバー製バッグ類 老眼鏡(メイン) 老眼鏡(予備) |
---|---|
備考 | ストーブはアルコールを使用したが、10月は朝晩冷えるのでガソリンストーブでもよかったかと思う。 食料は前半分7+2日、後半分9+2日分を計画。 後半分は富山駅のヤマト運輸に宅急便営業所止めで発送、現地で引き取り。 1日分約500g(アルファ米+カップヌードル リフィル+スープ・味噌汁他) 嗜好品でレギュラーコーヒーを持って行った。 山では、沢の水が美味しい。 そのまま水やお湯飲んでも充分美味しいので、 コーヒー用に湯を沸かす燃料がもったい感があった。 (燃料にあんまり余裕がなかった。) ※老眼鏡の予備は重要である。 一つしかない老眼鏡を紛失した場合、 どんなに高性能なGPSや、高精度の地形図、スマホアプリを持っていても。 見えなければ、無いのと同じなのだから。。。 備えよ! 常に。 |
写真

上高地到着しました。
登山届を提出、500円で登山保険に加入して出発します。
自販機で購入した登山保険のステッカーを登山届に添付して提出すると保険に加入できるようです。

レギュラーコーヒーを手軽に淹れられるドリッパーを装備しました。分解すると大変小さくなります。
MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01P
https://www.amazon.co.jp/dp/B01I3594JQ/ref=twister_B01I3595AY?_encoding=UTF8&psc=1

早朝、スタートしてすぐにお猿さんに遭遇。
1匹は木の上に、
もう1匹はトレイル上に座っていました。
大きいです。
どいてもらおうと、肩を押したら、「キー!」と怒っていましたが。そこは一般公道上ですから譲り合っていきましょう。

「槍ヶ岳初登はん・開山をなしとげた念仏行者播隆(1786〜1840)がそのつど利用した岩屋。
播隆行者は5回槍ヶ岳登山をしたが、天保5年(1834)の第4回登山の時は、この岩屋で53日間も篭もり、念仏を唱えたという。」
とのことです。

ここは、いつも通過してしまうのでもったいないですが。
水も豊富で、
良いロケーションにある山小屋です。
今回は、おなかが減っていたのでカレーライスをごちそうになりました。
香港から来たという、カップル(夫婦?)にもお会いしました。
どうやって、
ここを知ったのかと聞いたら、
インターネットで知ったと言っていました。
香港から、
北アルプスへネットで知った情報で訪れてくれるなんて。
そんな時代なのかもしれませんが、
ちょっとうれしかったです。
香港のカップルが言うには。
黒部五郎小屋へ行ったのですが、
寒くてテントでは泊まれず、三俣の小屋に泊まったと言っていました。この時期は朝晩の冷え込みが厳しいので、装備は慎重に選択する必要があるかもしれません。

三俣山荘のテント場です。
雨のため、ずっとテント内で待機です。
以前はフロアレスのシェルター(シャングリラ )だったので、
雨が降ると裾から雨水が浸水してきたり、風が吹き込んで来たりと、快適さがいまいちだったのですが。
今回のMSR Habba NXテントはそんなことはなく、雨でも非常に快適でした。

床の素材は、「30D リップストップナイロン 耐水圧3,000mm デュラシールド・ポリウレタン・コーティング」
なので、テントが水没しても半日くらいは内部は乾燥していました。一晩雨で翌日午後くらいからは内側に雨水が染みてきました。タイベックのシートか何かを下にひいたほうが良いのかもしれませんが、無くてもマットの上に乗っていれば濡れないので大丈夫かもしれません。

ゴミが出て面倒かな?とも思っていたのですが。
淹れた後の粉は自然に返せますし、フィルターは絞れば小さくなります。乾けば燃せるので、燃料にもなるので意外と便利です。

アルコールストーブを使用していますが。
10月の気温だと予熱しないと点火しても本燃焼に入る前に消えてしまうことがあります。
濡れたものを乾かすほどの火力もないので、
ガソリンストーブの方がこの時期は良いのかもしれないと思いました。

快晴です。
秋の天気は、安定して晴れと雨を繰り返すので予測しやすいです。8月、9月のように午後になると雨ということも少ないようです。雨が降ったら、数日 停滞していれば必ず晴れになりますから安心です。

テント場の受付を済ませ。
ビールを一本いただきました。
幸せでした。
明日は、五色が原まで行くのはちょっと遠そうなので。
スゴ乗越までに変更。
水を、ここから持っていくことにしました。
小屋の方のアドバイス、助かりました。
「五色が原は、ここから双六行くくらいあるよ。」
二日連続でロングショットは厳しいです。

小屋は営業が終わっていて、テント場も無人。
テント場では、
今日は、雷鳥沢から来たという大学生と一緒になりました。
彼は、上高地から親不知まで7日で到着だったそうです。。
食料は食パン3斤。ストーブ無しのウルトラライト。。

太陽が出ていれば、常に充電が可能な凄い奴。
大きさも、
この位が丁度良い感じ。
ICOCO ソーラーチャージャー 折りたたみ式 ソーラーパネル充電器 USBポート (6W)
https://goo.gl/CthTcJ

nemo のテントがありました。
Nemoの彼は、
みくりが池で働いているそうで。
富山の美味しいお寿司屋さんや、
登山用品店、安ホテルの情報を教えてくれました。
ありがとうございました。

富山駅のヤマト運輸に、
宅急便で後半の食料9+2日分を送ってありました。
その他、宅急便で送れない燃料用のアルコールや壊れてしまったプラティーハイドレーションのバイトバルブ等を駅ビルにあった好日山荘で補充しました。
駅中には、マツモトキヨシが入っていたのでアルコールはそこで手に入るかと思っていたのですが。なぜか取り扱い無しでした。

おいしくいただきました。
さすが富山。
安くて美味しい!!
ありがとうございます。
駅前が大きくて立派なので驚きました。
新幹線も止まる県庁所在地ですからね。

高井さんです。
お世話になりました。
室堂から親不知までの、
貴重な情報を教えていただきました。
「仙人池ヒュッテから仙人小屋の下りはやばい。」
いや、ここはほんとにヤバかったです。
栂海新道も歩かれたことがあるそうでした。
「坂田峠までだな。」
はい。
その通りでした。
ほんとうに貴重な情報ありがとうございました。
無事、親不知までたどり着けました。

雨。
10時ごろにはやむという予報だったので。
ちょうど10時に歩き始められるように撤収。
濡れたままテントなどたたんでしまいましたが。
このあとちょっとずつ、雨脚が弱くなってきました。
秋口は、
午後から雨。といった夏の気候と異なり。
数日続く秋の長雨と、その後に数日続く晴れ。
この繰り返しなので、天気の予測と行動計画が立てやすいです。

前日16日(月)は雨だったので1日停滞。
ゆっくりお風呂に浸かって、
夕食は小屋の食事をお腹いっぱいいただきました。
最高に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
(また来たいと思います。)
17日は雨もやんで晴れ予報。
出発です。

停滞。
予報通りの雪と霧。
ヤマテン猪熊さんの、
正確な予報で天候による危険回避行動が行えます。
粉雪で、15儖明僂發辰燭任垢。
昼過ぎから雨となり空気が暖かいのですぐに溶けてゆきます。
この気温差が10月は命取りになることが多いのだと思います。

雨具とハードシェルの中間位のウェアですが。
土砂降りの雨の中で1日歩いても、
浸水は一度もありません。
この、ブーニーハットとフードの相性が抜群で、
顔に雨も当たらないですし、
蒸れないので快適です。
写真はないですが下はトレントフライヤーです。
薄いのですが、
こっちも抜群の性能で、抜けも良く浸水はありません。

トイレで顔洗ったので。
ちょっと綺麗になって記念写真。
もう真っ暗だったので、
ここにあった 親不知観光ホテルに泊まろうと思ったのですが。
台風で、翌日午前中の電車が運休になることが決まっていました。
そのため、宿のご主人が親不知の駅まで車で送ってくださいました。泊まったら、明日は動けなくなるかもしれないので、
糸魚川まで出て泊まった方が良いと、ビジネスホテルも紹介してくださって、大変助かりました。
通常は、
温泉に入って、
駅までの送迎で1500円のサービスを行っているそうです。
とっても、親切な男将様でした。
今度はゆっくり宿泊させてもらおうと思いました。。
ありがとうございました。

「8:15発のはくたか号が、
ホームにいるよ。」
と、駅の人が教えてくれました。
10時ごろ発車予定だそうです。
それまで、お土産を買ったりしていました。
これは、糸魚川名産の ヒスイの原石だそうです。
大きいです。
今日のような、嵐の日には。
海に流されたヒスイの原石が、
浜に打ち上げられるのだそうです。
山でとれるのかと思っていたのですが。
ちょっと違ったようです。

時速250km 滑るようなど走る!
東京まで普通は2時間だそうですが。
台風の影響で3時間ほどかかって東京到着でした。
ありがとう 新幹線。
快適な列車の旅でした。
お疲れさまでした。
コメント書くのも、大変です。
今日はもう、11月1日。
帰ってきてから1週間たちました、やっとコメント書きも終わりそうです。
写真は500枚以上あったので。
整理も大変です。
しかも、Iphoneとコンデジと2台のカメラで撮影しているので。
時系列に並べるのが一苦労でした。
@上高地 to 親不知
(船橋 to 糸魚川 19泊20日)
山あり、
谷あり、
温泉ありのハイキング。
北アルプス満喫の20日間。
ありがとうございました。
感想/記録
by jialinca
10月は天候が安定しているので、
朝晩の冷え込みに対する装備と、
荒天時の危険回避を理解していれば
荒天を回避しながら長期のトレッキングが可能です。
標高3000m付近では荒天時は積雪となるが、晴れると気温が高く 溶雪も早いです。
夜半の降雪は粉雪でしたが、翌日中は雨、15cmほど積もった雪はシャーベット状になっていました。
寒気が入っているときは猛烈に冷え込むので、予報を良く理解して行動することが大事です。
白馬岳の西側稜線、清水尾根や三国境などでは、
気温が低くないため雨が降っていたりしている場合に、
気圧配置の変化などで急速に大陸からの寒気が入り込み、降雪になる場合があるようです。この場合、雨でぬれている衣類や装備が一気に凍結してしまい、人間も凍結するようですので注意が必要です。
室堂の相談所でも、不帰・雪倉の避難小屋では、
「晴天時以外は小屋から出るな。」
と指示を受けました。
特に、10月ですと岩場や防寒用のグローブは持参していてもオーバーグローブなどは装備していないことが普通と思います。
「朝のうち霧時々雨。寒気が通り過ぎて昼から晴れる。」というような予報の場合。
早朝、撤収後に天気の回復を待って出発。
というような場合、
早朝撤収中はまだ気温が低く、ウールのグローブを濡らしてしまったため、
指が、かじかんでしまい厳しい状況になることがありました。
この場合、ゴア薄手のオーバーグローブが必要かもしれません。
または、完全に雨がやんでから撤収に入る必要があるかもしれません。
「濡れて氷点下」、
というのが最悪の状態と思いました。
上高地→親不知は、アルペンルートを挟んで前半・後半に分けられる。
前半は、裏銀座・読売新道・薬師峠の3ルート。
後半は、後立山・下ノ廊下/日電歩道・剣沢/仙人峠
と、コースバリエーションが「岩場・温泉・フラットなトレイル」など選べるので楽しい。
速い人は7日で抜けるようだが。
ゆっくり歩いても楽しめる。
途中で富山市街や大町方面へ補給に降りるのも。
現地の名産品や食事を楽しめば、2度おいしい旅となる。
秋口は、
荒天時に停滞して小屋泊などすれば、
晴天の中を歩き続けることも可能なのでおすすめ。
10月は朝晩冷えるので、
シュラフは#2以上を勧めるが。
薄手のダウン上下があれば#3でも大丈夫。
ダウンはテント内で着用すれば便利だし、装備の軽量化にもなります。
朝晩の冷え込みに対する装備と、
荒天時の危険回避を理解していれば
荒天を回避しながら長期のトレッキングが可能です。
標高3000m付近では荒天時は積雪となるが、晴れると気温が高く 溶雪も早いです。
夜半の降雪は粉雪でしたが、翌日中は雨、15cmほど積もった雪はシャーベット状になっていました。
寒気が入っているときは猛烈に冷え込むので、予報を良く理解して行動することが大事です。
白馬岳の西側稜線、清水尾根や三国境などでは、
気温が低くないため雨が降っていたりしている場合に、
気圧配置の変化などで急速に大陸からの寒気が入り込み、降雪になる場合があるようです。この場合、雨でぬれている衣類や装備が一気に凍結してしまい、人間も凍結するようですので注意が必要です。
室堂の相談所でも、不帰・雪倉の避難小屋では、
「晴天時以外は小屋から出るな。」
と指示を受けました。
特に、10月ですと岩場や防寒用のグローブは持参していてもオーバーグローブなどは装備していないことが普通と思います。
「朝のうち霧時々雨。寒気が通り過ぎて昼から晴れる。」というような予報の場合。
早朝、撤収後に天気の回復を待って出発。
というような場合、
早朝撤収中はまだ気温が低く、ウールのグローブを濡らしてしまったため、
指が、かじかんでしまい厳しい状況になることがありました。
この場合、ゴア薄手のオーバーグローブが必要かもしれません。
または、完全に雨がやんでから撤収に入る必要があるかもしれません。
「濡れて氷点下」、
というのが最悪の状態と思いました。
上高地→親不知は、アルペンルートを挟んで前半・後半に分けられる。
前半は、裏銀座・読売新道・薬師峠の3ルート。
後半は、後立山・下ノ廊下/日電歩道・剣沢/仙人峠
と、コースバリエーションが「岩場・温泉・フラットなトレイル」など選べるので楽しい。
速い人は7日で抜けるようだが。
ゆっくり歩いても楽しめる。
途中で富山市街や大町方面へ補給に降りるのも。
現地の名産品や食事を楽しめば、2度おいしい旅となる。
秋口は、
荒天時に停滞して小屋泊などすれば、
晴天の中を歩き続けることも可能なのでおすすめ。
10月は朝晩冷えるので、
シュラフは#2以上を勧めるが。
薄手のダウン上下があれば#3でも大丈夫。
ダウンはテント内で着用すれば便利だし、装備の軽量化にもなります。
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- 雪倉岳 (2611m)
- 朝日岳 (2418m)
- 北ノ俣岳 (2662m)
- 白鳥山 (1286.9m)
- 樅沢岳 (2755m)
- 越中沢岳 (2591.42m)
- 清水岳 (2603m)
- 龍王岳 (2872m)
- 槍ヶ岳山荘 (3080m)
- 太郎平小屋 (2330m)
- 薬師峠 (2294m)
- 薬師岳山荘 (2701m)
- 立山室堂山荘 (2450m)
- 剱御前小舎 (2760m)
- みくりが池温泉 (2410m)
- 雷鳥沢キャンプ場 (2277m)
- 五色ヶ原山荘 (2485m)
- 栂海山荘 (1540m)
- 白鳥山避難小屋 (1286.9m)
- 朝日小屋 (2150m)
- 雪倉岳避難小屋 (2390m)
- 白馬山荘 (2832m)
- 白馬岳頂上宿舎 (2730m)
- 不帰岳避難小屋 (1945m)
- 祖母谷温泉 (790m)
- 欅平駅 (599m)
- 双六小屋 (2550m)
- 吹上のコル
- 三俣山荘 (2550m)
- 横尾 (1620m)
- スゴ乗越小屋 (2270m)
- 仙人池ヒュッテ (2100m)
- 剱澤小屋 (2400m)
- 室堂山展望台 (2675m)
- 浄土山 (2831m)
- ババ平 (2001m)
- 槍沢ロッヂ (1820m)
- 真砂沢ロッジ (1780m)
- 二股
- 仙人峠 (2100m)
- 中俣乗越 (2450m)
- 水平歩道始・終点 (940m)
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- 獅子岳 (2714m)
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- 一ノ俣 (1705m)
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劔沢キャンプ場までご一緒させて頂きましたぐいやまです(正しくは欲山よくやまです)。
やっとFさんのレコに辿り着きました。検索キーワードは「ハイキング」だったのですね。縦走とかで探してました。
自分が下山した10/14のあと寒波が来ていたので心配しておりました。親不知までの後半は大変そうでしたね。でも写真拝見して凄い楽しそうなのが伝わってきましたよ。本当にお疲れ様でした!
またお会いする機会がありましたら今度はゆっくりお酒でも呑みながらお話聞かせてください🍻
よくやま様 ご無沙汰しております、劔沢のFです。私も検索を色々試していたのですが発見できず申し訳ございませんでした。 再会できて嬉しいです。ちょうど白馬岳の稜線出たあたりで雪降ってきたんで止むまで2泊していました。 後半、栂海新道は長いうえに台風が来たので厳しかったですが、目の前に海が見えた時は嬉しかったです。
是非 どこかでお会いして一杯やりましょう。
お山でもお店でも是非是非一杯やりましょう。
お時間ある時に誘ってください。
メッセージを送信しましたが、届いていますでしょうか?
WEB上では jialinca で検索していただけると様々なヒットがあると思います。
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