噂に違わぬ名山だった。
また、湧水度は★★★★★と阿蘇以来の超弩級で、海に湧き、また山に湧く水の清冽なこと。対して、秋篠宮一家もついこの間訪れた(2015.7.18)という牛渡川は梅花藻の開花期であったにも拘らず、今一つの印象だった。丸池様も怖れを感じると申しましょうか、、、、。
獅子ヶ鼻湿原の「出壷」(前回日記「林間」写真、形容し難い程に素晴らしい!)で家内と別れ、ブナの林を通って鳥越川の一本道を遡上する。
こんなにも純然たる登路が、未だ人跡に塗れることなく残されていることの不思議さを思う。予想の通りに困難さとは無縁で、且つゴミの一つも無い。
登り振り返る度毎、取り囲む岩壁と無垢の緑の森の環境とに、登山者としての幸福を心底堪能した。
登り1700m、下り1100mと、シーズン初めの日帰り遡行にしては些かキツい行程となったが、時間読み通り16:00ジャストに鉾立に迎えにきた家内とドッキングできた。
稀なる名山に、こんなにも思いの通りの山行を描けることは今後そうはあるまい。
いいなあ!
百名山のすいてるルートこそ名山の中の名山ですね。鳥海山はまだ未踏です。
地形図を見ると鳥越川のコンタ935mは、下流にむかって二股に分かれているけど、珍しいですね。こんな地形始めて見た。
鳥海の地図には、取水・発電のためであろうこういった下流に向かって二股に分かれている沢が結構多く見受けられます。それも確認したかったのデス。それだけこの山の豊富な水を利活用しようという現地民の知恵であり工夫なのでしょう。水の山、です。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する