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破裂した。タイヤが。高速道路で。そのトンネル内で!
4,500m超のトンネル内でタイヤがバースト!
すわ大惨事かっ!
高速走行でバーストするということが一体どんな事態を引き起こすのか、経験してみないことには判らなかった。
何事も、経験こそを真の父とせよ、とのヨガの教えもあるそうな。
時速100km程度で走行中、そろそろ出口と思いきやバフンッ、バアーーーといった音がして「パンクやん!」。意外や直進性は損なわれず、ビラビラ破裂後のタイヤゴムとホイールとで持ち堪えている感じなのでアクセルを緩めつつ、ハザード出し、トンネル出口が見えてきたのを幸いに、光を求めて車を走らす。何とか無事にトンネルを脱出し、150m程出口から離して路側帯に停車さす。意外にも冷静に対処できたし、心拍数も左程の事は無い。何にせよ通過する車の波を見計らい、停車車輌からガードレール内に退避する。時速100km超で疾走する車の群れがこんなにも恐ろしいものに感じるのは初めてのことだった。ぶつからないとも限らない。
不幸中の幸いだったのは、私以外の家族四人は栃木の実家で長逗留を希望し、今回初めて私のみ一人、仕事復帰のために帰宅の途についていたことだった。こんな時こそ一人で良かった。一人だったからこそ冷静さを保てた。子供たちにとって、そうはしない方が良い類の経験だろう。一人でせぇ、一人で。
実は予兆はあった。一人ゆえに、岐阜-栃木間の最短時間記録作ったれ、と休憩も取らずに走り続けていると、いつもと違ったハンドルの小刻みなブレを感じてはいた。心情の点で、粗い舗装路面のせいにしようとしていた気(ケ)は確かにある。帰省ラッシュ初日、というのも頭の隅にあり、巻き込まれたくない思いも手伝って、とっとと上信越道から長野道に抜け出し、それからすぐのSAで土産を買うため休もうと考えていた矢先の事故だった。
トンネルで緊急電話掛けて以降は、汗もかいたし話が長くなるのでここまで。一言、長野県人は山形県人同様に、親切な人ばかりだった。
出発間際に義父に「もう一日居ろよ、迎え盆なんだし。」といわれ、仕事を言い訳にそれを振り切り、下の娘には「行かんといてぇ」とも言われたけれど、独身貴族がチラついて発ってしまった。昼酒飲んでもう一日ズラしていたら(実はこれでも帰宅を一日延長していた)展開も変わったかも知れないし、もっと悲惨な展開もあり得た。
何にせよ、幸運だった。
生きて今、サッポロクラシックを飲んでいる。
家族別ならまあ、いいか。ぼくは甲府→松本の上り坂で突然のエンジン停止でレッカー車呼んだ事あり〼。それ以来みんな高速キライだったんですよ。こんなタイヤでも多少は前進するんだなあ!大したものだと思います。
携帯電話無いと困るじゃないですか。
yoneyamaさん
クーラー無い、テレビ無い、携帯電話無いで、バースト直後イの一番に気掛かりだったのが通報の事でした。幸いにして、歩いてすぐのトンネル出口に緊急電話が設置されていたので事なきを得ました。ガードレールもそうですが、設置側もこれくらいの事は見越して多目に過度にしつらえている様です。
高速道路のトラブルでは、タイヤのパンク(バースト)はガソリン切れの次に多いとか話をきいたことがあるような記憶があります。
タイヤバーストの原因の多くはタイヤ空気圧の不足です(希に異物を踏んでのバーストもあるでしょうけど)。一般道程度の速度だと多少空気が甘くなっていても大丈夫ですが、高速走行だと接地個所後部の波を打つように大きく変形し熱を持ち破裂します。タイヤバーストで路肩に止まっている普通車、トラックなどは良く目にしますので、ありがちなトラブルです。
予防のために1カ月に1回くらい空気圧チェックをした方がいいです。特に気温が下がっていく時期はタイヤ内の温度も低下していき空気が収縮して漏れが無くても圧力が下がっていきますので、2週間に1度くらい見た方がいいです。
ちなみに空気圧が下がるとパンクしやすくなるだけでなく燃費も落ちます。自転車のタイヤも空気圧が下がるとペダルが重くなるのが体感できます。
虎団子様
日頃のチェックは当然の事、高速走行前には必ず空気圧点検を心掛ける、いやしなくてはいけませんね。高速走行の場合は適正圧より0.2高めにすることも店員に教わりました。
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