3連休最終日のみ日帰りで何とか家族と出掛ける、となればやはりここしかない。
『郡上八幡』
100回とは言わないまでも50回程度には訪れている筈だ、グジョウには。
中2時分には強く意識していたので、最初の訪問はきっと小6のことだろう。
G新平君の父が那比での釣りからの帰途に連れてくれたはずだ。
何なんだ、この町の佇まいは!この町の在り様は!
清流と共にある暮らし、ズバリ私の理想郷だった。
小学生にしてビビビビビビビ、ビン【水木しげる戦争漫画より】と来てしまった。
グジョウと言えば何と言っても夏だが、春に、秋に、また冬に訪れて良し。
登山家で医師だった故原真氏は、来客があると特段観光地でもない西三河の田舎に案内していたそうだが、私の場合はここである。
ロンプラJapan【Lonely Planet】にも「線路脇の小石のように」黙殺され続け掲載されることはない。
白川郷よりかは断然楽しめると思うけれど、感性は人其々なので一概には言えないか。ウェスタンを未だ見掛けないところを見るに、新版でも未だ掲載無いのだろう。世界に冠たるガイドブックと言えど、まあその程度だ。
今回は、以前にもしたように旧庁舎で子供のせ自転車をレンタルし、観光客で混むメイン通りを避けて古り街並みに入り組む細い路地を走り回る。
何度訪れても新しい発見のある町である。
茶舗発見、ほうじ茶購入。綿菓子マシーン発見、ぐるぐるして雲を掴み食べる。
また家内の意向で旧美並村の「円空岩」英語名enku-rock(!)と星宮神社も訪れた。以前も書いた(「寝室」)「円空ふるさと館」「美並生活資料館」には今回は入館せず。
こんな素晴らしい町が、近場にある幸いを心より思う。
今年は25年振りに「じゃむぷ」してみようか。
今はロンプラじゃなくて、有名ブロガーが書くと、どどっときてしまいますよ。甲府の奥座敷、昇仙峡にも、ウエスタンのアベックがいました。郡上ほどの佇まいじゃなくて、古典的にベタな観光地だけどね。
観光後進国・岐阜は、この地以外でも随分と盛んな観光誘致策を打っています。
世界遺産登録だの、過去の偉人を持ち出しての観光振興だの、かまびすしい時代です。
為に、関東方面ナンバーの外車やらかなりキテマス。
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