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お忍びで食べてきたという家内と息子情報で。
見掛けはおおっ、お味はふ〜ん、お値段ビックリ!
店の奥の調理場では、桃玉制作中のネエサマが、ナイフで桃の皮を「べろーん」と上手に剥いていた。
桃の"熟れ時"を見逃さないようにしてやっと「べろーん」が適う。
桃は、高いだけに我が家にはまるで縁のない果物だったが、季節柄もありここのところまま出くわす。
冷えたソレは、過剰な甘さも抑えられて成程、おいしい。
「桃の皮は、良いポプリになるのよ」
記憶では、浦沢直樹の『MASTERキートン』の一節でフランス人だかのオバちゃんの科白だったはず。
【桃の薄皮はとってもいいポプリになるんです。特に秋にキンモクセイとブレンドすると……――ワーグナーさん(第五巻「匂いの鍵」より)】
うわぁ、検索するとこんな些事も出てくるのかよ。二十一世紀、スゲエ。
【浦沢 直樹(うらさわ なおき、1960年1月2日 - )は、日本の漫画家。血液型B型。】
わっ、先日書いた山本直樹(1960年2月1日-)と同年早生まれのひっくり返し月日やん!
桃を見る度毎やってみたいと思い続けて早や20年?
今朝、遅刻覚悟でやってみた。
見舞品の大層立派な桃を剥いた皮を、笊で乾燥させる。
出来上がりが今から楽しみである。
モモの思い出といえば1985年の夏、岳友の岩瀬君がパーティー会(山行パーティーの計画作戦会議・ケーキ食べるようなパーティーではない・念のため)に、通りすがりの八百屋でモモを二つ買ってきた。「とても食べたくなってな」と言って。学生で金もないのに、モモなんて完全に視界になかった。金は無くても買って食うのがモモなのだ。
甲府にいると、ご近所さんから売り物にならない親戚のモモ農家から流れてくる殆ど売り物と変わらないモモの食放題なので皮を干物にするなんて、とてもとても思いつかなかったけど、今年はモモも食わぬままシーズンが過ぎていくかもしれない。
主語が"あの"岩瀬さんだけに、神妙になってしまいました。面識有るので。
こんな秘話をしてるとスナイプされてしまうかもよ。
もも食べ放題って、ちょっと只事ではないね。
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