とはいえ、林業に就いて以来ほぼ毎日の入浴は欠かさない。
以前、入浴しない日があると言う山仕事の同僚の話を聞いて驚いたことがある。ええっ、だってチェーンソー使ったらオガ粉塗れの汗塗れオイル塗れやん。それは判った上で、独り者の彼はメシフロセンタク段取りと、やらねばならぬことが多くてオマケに疲労が過ぎて倒れる(斃れる)ように寝てしまうのだ、と。
今回言うのは入浴は入浴でも「介助」の付く方で、介助入浴が始まってその入浴を自ら課している。
些か意地になっているキライはある。
いよいよ歩行も困難になり、排尿もオムツになって気持ちも悪かろうと夜には必ず入れるようにしている。
数日前までは手を引き誘導すれば足も上がって多少なり困難も無かったけれど、立つ座るにも不自由し出すといよいよ大変になってきた。
危なくない範囲で、意地で入れる。
昨日は週一のヘルパー2氏による介助入浴日だったのだが、それも歩行困難者の担ぎ上げ持ち上げ抱き上げは規約上のサービス外で、安全衛生上の誓約に反する為にその範囲外の部分のみ家内が代行して行った。家内は介護の仕事経験が多少なりあり尚且つ好いガタイをしているので抱き上げできたものの常人には無理だろう。慣れたオバサン二人でも大変なのは「やってみればわかる」「やってみなきゃわからない」ことだ。
濡れた浴槽、滑る縁、掴まる持ち手があるのが何より助かる。
こうしてやってみるまで自身、介護用手すりの意味すら解っていなかった。
母の体重が軽量であることをいいことに、ダッコチャンやお姫様抱っこで出し入れをしたのが一昨晩から。
浮力を活かして微妙なバランスでザバリ持ち上げるのだが、絶対に転べない制約の中で行動する際に思うのが、
山登ってて、沢登っていて良かった。
クライミングの素養があって助かった。
である。
抱かえつつ 片足挙げて 棒掴む ビショ濡れのまま ベットにドスン
ま、それとてデシマルで5.7程度なんですが。
「滝で絶対に落ちない」が、こんなところで活きるとは登山の効用や有難味を思い知った次第。
ご苦労様です。
話は介護ではありませんが、夏が終わってはや二月ほど、入浴しないを課しています。老化のせいで新陳代謝が無いのでしょうか、入浴しなくてもなんの不都合もないのです。こう言っても誰も信じてくれませんが。今日も山行きましたが、ほとんど汗をかかず、そのまま寝られそうです。
これ読んで、家内がガッテンしてました。やはりお二人、マイノリティ同士気が合うようで。
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