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英: blue giant；青色巨星（せいしょくきょせい）とある。恒星のことらしい。
読んで数週して、どうやら最新刊は��であることを知るにつけ、書店に行ってみたら確かにあった。
「宇宙兄妹30」もありまた、「のぼる小寺さん��」も目に入ったので土産に一気に購入、頭がオカシイことを自覚しつつ。
以前ヒットの「岳」と言い、このジャズ作品漫画と言い、この筆者は、、、、俺のツボを知ってか知らずか！
「岳」と言う漫画はかつての同僚バキバッキーが貸してくれるまで知らなかったのだが、終盤手前までは読んでいる。映画化もされたようで家内が中古のDVDを買ってきたが、長澤まさみ出演の「抑え込み」あれど、未見である。
筆者、石塚真一氏が何処でどう山に親しんだのかに興味を持ったが、その経歴は私の様な一般的な関わり方とは随分違ったアプローチをしているのは漫画を読めばすぐに判る。文中に挟まれるその砕けた英語にもその片鱗が見える。
所謂山好きな父に北アルプスの縦走に連れられて、、、というのとは違った道を採り、22から27までの5年間のアメリカ留学期間中にフトしたきっかけでクライミングに手を染め、その流れの中で本来の登山にも親しんでいく順序だった模様だ。
1971年生まれ、帰国して28の歳から漫画を描き始めたという遅咲きといってもいいデビューだろう。
さてジャズ漫画の方だが、意外や説得力ある展開を見せて「そんなことある訳出来る訳ねえべさ〜」と一蹴してしまうこともない。
8巻末に「音の出ないジャズ漫画」と自虐的記載もあるが、言われてみて初めて読者側に要求されている「空想の音」を知る。
門外漢にもそれなりに雰囲気だけで楽しめる設定になっているのかもしれないが、��P.96ライブで「Yeahhhh」っていう興奮状態はやはり経験してない人には「や〜」でしかないだろうし真に「ヤ"ーー【ヤに濁点】」である事を知るのはやはりライブ体験者のみだろう。
ビックトーンでブバーッとゴリ押す演奏法なので、リー・コーニッツ等のクール派にはなく、イメージとしてはやはり文中にも出てくるソニー・ロリンズやデクスター・ゴードン、後期コルトレーンを想起すべきなのだろう。
ただ筆者の指向は、マンガ中のi-pod画面やその登場人物が所有するディスクにも表れているように(現にインタビューもしている)、3管時代のジャズメッセンジャーズ黄金期周辺にあると思う。確かにこの辺りは私も素晴らしいと思う。JMの、と言わずジャズの音楽的一頂点と言ってもいいかもしれない。
�┐�P.138、玉田がJMの『Mosaic』のドラムソロを通しでコピーできてしまう件だとか、思わず感情移入してしまうシーンアリ。"Children Of The Night"他B面もイイですよコレは。あ、今はレコードでないのか。
�┐�P.22のように、市井の豆腐屋の親父が稼ぎの中から時間を割いてジャズのライブを観に出掛ける「こちら側」の視点も忘れない。『ドゥルン』
「こういう人が、聴きに来てくれてるんだ。」
演奏者がアドリブの限界を越えていく臨界点については、演奏をしない単なるリスナーの私にはいつも疑問、というか理解がてんで及ばない点なのだが、そこにも果敢に接近している。ピアノの鍵盤やトランペットのバルブとマウスの加減、サックスのキイと単に手癖ではない、肉体的表現を越えたところに在るフレーズの組み立て、グループの中の連動、あ”〜、書けば書くほど離れていく気がする（�┐�P.88）。
これら漫画を読んで、私が想起するディスクがSerge Chaloff『Boston Blow-Up!』なのは何故だろう？
これの「身も心も」聴いてみてチョ、石塚さん。え、聴いたことある？
この作者の次は(同時進行作)「北狼ラストハンター」と、狩猟ものときた！ 北海道S郡！ 斜里？空知？様似？沙流？瀬棚？
おいおい、貴方は一体何処へ行く？
服部ブンショウ氏と対談なんかするんだろう、きっと。
次は林業漫画が来ると見た！
次巻ブルー・ジャイアント��、2017/3/10発売予定。楽しみに待ちます。
林業漫画。Green Giant。macchan作でどうでしょうか。絵の一部は娘さん。これなら漫画を買ってまで読まない私でも書店に走ります。
グリーンジャイアント、略してグリジャイ！ グッジャイ？
Green Giantという字面がジャズギタリストの「Grant Green」に見えたのは私だけに無いはず。
林業漫画の題名を考えるに、以前映画であった「ウッジョブ」は秀逸だったとされています。ウッド(木)とグッジョブとを掛ける、と。
私なら、二文字縛りで「巨森」「巨林」でしょうか？「巨輪」？
macchan90さん、こんばんは、初めまして。
写真がお餅に見えたので、ずーっと mocchan90さんだと思ってました。すみません。
石塚氏の「岳」にはハマったんですが、「ブルー・ジャイアント」は連載中にちょっと飽きて読まずにいたら、兄が単行本を買ってきてました。旦那の方が、ハマっちゃってます
林業漫画ではありませんが、「神去なあなあ日常」三浦しをん著（映画：WOOD JOB！矢口史靖監督）
林業小説です！
立ち読みしたら、おもしろくって買っちゃいました。読んでいたら、「あれ、これ？映画で見た」って事で繋がって、WOOD JOBの原作だとわかりました。
林業に放り込まれた町の子が成長していく物語です。
山の美しさも、怖さも書かれていて、いろいろ考えさせられます。お時間ありましたら、是非お読み下さい。
お邪魔しました。
jikyoon様、こんにちは。コメント有り難うございます。
次回、事情あって名前変える際にはmocchann90採用したいデス。
三浦しをん著の林業小説「神去なあなあ日常」も、上述バキバッキーに借りて読んだ事を思い出しました。
映画についてはおの、いやこの日記上で書いたことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-122045
面白いとの世評に反して、あれを観て林業界に参入したという若者にはついぞ出会っておりません。
jikyoonさんの様に、本読んで、映画を観て既読を知る順序の方は珍しいのでは？ こちらも長澤まさみ出演でした。
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