テーマが「鉄道で行く山」とあって服部氏による特集導入文が良かったものの特集に至っては”む〜ん”といった内容だった。
が、熊本地震後に「免の石」が落ちたとの話に目が覚めた。
落ちた! アレが!
未見だが、以前一度目にしたいと思ったことが有る。
落ちたかよ〜。素性の良さそうなヒノキがその石を意思によって止めたか?落ちるかよ〜。
塩井社水源の水枯れといい、ショック大である。
ガイド文は面白からず。
急登のアカツキに水場が在って喉を潤し、山荘に辿り着いたら温泉で汗を流して名物のナンチャラ定食を食べるといいだの何だのと、読んでいて眠くなる。路傍に花がアレば自分で調べるし、言われなくとも鎖掴んで慎重に通過しますよ。
六甲山の、個人的内容を含んだ文祥氏の文章のほうが余程読んで楽しい。
以前、白山書房代表の箕浦登美雄氏が某誌に書いていたと記憶するが、登山者が何を思って山に登り何を考えたかが大事なのであって、そんな表現の場として雑誌「山の本」を出版しているのだという。(ガイド本も出版する会社ではありますが)
ガイド文はガイド本若しくはその手のネットに任せておけばいいと思う。
今思い出しただけだが、角幡氏が登山表現に関する文章を「青春と読書」という小冊子に載せていたのを最近になって読んだが、私の百名山登山に対する思いを代弁している点があって共感した、いや礼を言いたい位のタイトな文だ。
●角幡 唯介「取材と登山の類似点」で検索願います。
あ、樋口一郎氏と草川啓三氏に挟まれてyoneyama氏による文章もあり。
このyoneyama文も、ガイド文枠に閉じ込められていつもの氏特有の軽妙洒脱さも可笑しみも封殺されてしまっている。
いや逆に考えると、ガイド文を書くのは難しことなのかもしれない。
つまらぬ連載するくらいなら、yoneyama氏に大らかな一枠/月、設けるベシ。
あ、5/13に日本山岳会東海支部主催で講演会があるそうで、今度は伺います。フーバー宮城氏とのブッキングだそうで。
そんなことを言っておきながら栃木の石裂山(オザクサン、こりゃ読めんわい)、次回の訪栃時に行ってミマス。
次号特集は「日本の秘境」。
これには大いに期待しておりますヨ。
ハハ!六甲山は全然ガイド記事になっていなくて面白かったですね。ヤマレコでもガイドっぽい山行記録を書く人がいますが、ガイド本の読み過ぎなんだろうな。文体は読んでいる本に影響受けますからね。
石巻山はもっと小さい記事で補助的なミニガイドコーナーになると思っていたのに、活字が大きかったのか驚きました。ガイド文常套句は避けたつもりだけど。
このテーマなら、青森の冬季山スキー鉄道山行を書きたいんだけど、無雪期、道有り山行となると落選です。というか、無雪期、道有り山行の案内をガイド記事というのでは。
遅ればせながら、「無名峰」が今日届いて、ずっと読んでいます。近々、感想文かきます。この本でも、やっぱり島田さんが何を思っていたのかを書いた部分が面白いね。
感想文の感想書きました。面白いよね、やまは、ではなくこういう思いの籠った本は(些か籠もり過ぎの嫌いがありますが)。
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