カムロ、いやハゲはさておきこの教師が私の中で記憶に残っているのは、胸ポケットに金や銀の中々高価そうなボールペンを刺していたことに拠る。一度名前を書く要でその金ボールペンを手渡されて書いたかきくけこ、いや書いた書きゴコチが大変ヨロシカッたことが、私が未だボールペンに執着している一因と思われる。こういった感覚というのは、斯くも深く身に滲みているものである。
過日、所有の洋物ボールペンのインク切れでメコン、いやアマゾンに芯のみ注文して取り寄せたのだが、どうやら中国製らしく筆記時にインクが出なくなる事態が発生、これはパーカー然り、クロス然り。
こんなことでは困るのだ。
の、だっ。
それで今、芯交換は諦めてまともなボールペンを探しているのだが(ここでは国産を選択肢としない)今の時代コレが中々無いもので、フランス製、イギリス製と思い注文品届いて蓋を開けてみれば支那製でガックリが二度続いた。おいおいお〜い。
また、このボールペン同様冬時期に思ったことに、
「チャッカマン、何とかしてくれ」があった。
薪ストーブの着火時に、あの手の構造の火付け道具が必要になる。
買うチャッカマン、買うチャッカマン毎、ガスが抜けてじき使い物にならず、かといって使い捨て全盛の今ではガスを注入するタイプも無くなってしまった。ヤレヤレな時代である。購入チャッカマンは、いわずもがなの「Made in China」.
ホセ・ムヒカ大統領も例えで使っていたけれど「10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけないハイパー消費社会」なのだろう。これでは魂が死んでしまう。
メイドインジャパンの凄みを、車だけではなくこのチャッカマンで見せてくれぃ。
倍払って買ってもいいから、チャンとした物を作って欲しい。
あ、マッチ使えって?
たしかBICはボールペンもライターも作っていたが、みんな志奈製だったのか。
マッチ売りの少女も行商していたという「徳用燐寸」をmacchanはいまだにお使いか。
チナミに防火布(石綿製)を日本で初めて研究開発したのは越後の黒田玄鶴という人物で、黒田亮の先祖です。(国会図書館と南魚沼塩沢町鈴木牧之記念館に記録あり)
いずれにしろ「大人の火遊び」は怖い。
黒田玄鶴、鈴木牧之と『北越雪譜』にまで話は及びますか。
その末裔の心理学者が岐阜に暮らして鰻を食べ火遊びする話、でしたっけか?
数年前の日記ですが、ボールペンにいいのがあるよ。
https://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-89052
100圓くらいのジェットストリームもあるけど、今は高級なジェットストリームプライムという3色+シャープペンというのを大事に使っており〼。5000圓しますが豊橋の精文館書店が半額セールのおりにお礼を言って買い求めました。回転の手触り、ノックの手触りがいいです。
http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/jetstream_prime/prime_3_colors.html
失くすと悲しいので、ポッケには刺さず、筆入れに入れて持ち歩きます。
火付けはマッチでいいじゃん!
上記米山日記読んですぐに買いましたよ、ジェットストリーム。
確かに性能良かったのでしたがベナレス、じゃなかった軽かった。
私は人生に重みを求めているのかもしません。
その伝で言えば、デュポンのオイルライターで着火しなくではいけなくなるのか。
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