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当初は三人に上野動物園をノンビリ廻ってもらおうかと考えていたのだったが、娘�△楼貊錣貿酳�館を廻るという。パンダが見られないことを知っているのか？
宇都宮線に乗車して男体山を眺めると、丁度一週前の今時分に有明山の滝登りに興じていたことをふと思い出した。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1276135.html
男体山と有明山、むむむ、似ている。
上野駅の公園口に出て、横断歩道を渡って東京文化会館を左手にやり過ごして真っ直ぐ行くのではなく右折して、東京国立博物館へ。
以前来た際は、鳥獣戯画展に当たり行列していたために、土産だけ買って帰った覚えがある。
秋だからなのか、連休最終日だからだろうか、上野だからだろうか、運慶展が開催中とあるからかまずまずの人の入りで、いつものようにノンビリと廻るわけにも行かなかったのは両親プラス娘�△�側にいるからだろうか。
博物館だけあって展示点数が多く、また美術鑑賞のリズムとの微妙な違いもあって何やら落ち着かない。
西洋人や中華系の来館者が半数を占めるのはロンプラ(ガイド本)の影響だろうか。
刀剣コーナーに行列があったのは妖刀村正？
学芸員に聞いた所、今回の展示には「見返美人」も例の写楽も黒田清輝も「老猿」も「風神雷神」も無く、これらが観られるかはタイミング次第だという。ヤレヤレ。
何故か原撫松の作品展示があった！
娘�△癲⇔梢討箸△離劵鵐筌蠅箸靴晋鼎咾神仟い蠅侶�牢な建物を廻った位は憶えておいてくれるかな？
えっ、高村光太郎の「鯰」が良かったと！ 同感デス。
東京駅に移動し、両親に手を振って帰途についた。
「漢(オトコ)になって帰って来ます」
あ、富士山は見忘れた。
男体山と有明山と富士山、むむむ、似ている。
大いに身のある週末だった。
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