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金八先生の、ではなくお世話になった神社への「お礼参り」である。以前も何か書いたな。
https://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-139561
家内が、私が退社するにあたってしなければならない唯一のこととしてこれを挙げた。
会社隣の「山神神社」へは丸石を携えて。
そして市役所へ向かう途中にある「長良天神」へも”チャラリ”、ではなく”ファサッ”とお賽銭を。
大学卒業以来、20年振りに触るPCを前に呆然とする私に「お前が森林経営計画をちゃんと作らにゃ、従業員が路頭に迷うことになるでな」と、今からすれば見当違いなストレスを与えた社長には立腹もする。
根が真面目な私は、40過ぎにも関わらず真に受けて胃と頭痛む思いをして何とか計画を作り上げたが、その際に手を合わせたのが長良天神であり山神神社であった。その他阿蘇はじめお千代保稲荷だの、事あるごとにアチコチで参ったものだ。あ、そ。
振り返れば得るものもあったし失なったものもある。
何でもやってみるものだとは思う。
でも抜けた毛もあり視力も落とし、老眼も進んだ。抜けた毛はもう、元には戻らない。
今となっては、やらないよりかはやっといてまあ、ヨカッタか。そう思えるくらいには落ち着いた。
性分なのか、他人の傘の下で給金を頂いて人生を回すことに居心地の良さを感じない。尻がムズムズする。
特に、僅かだが公益性のある仕事故に、貰えないと感じるお金は貰ってはいけない。
生きる為に、生きたい。
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