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クラッシックと発音するくせ表記はクラシックとは如何に。
クラシック音楽;直訳すると「古典音楽」となるが、一般には西洋の芸術音楽を指すとのこと。
この歳になってクラシック音楽に目覚めてその大海荒波を泳ぎ渡ってみよう、といった殊勝な思いから聴いているわけでは決してない。
かつて暮らした屋敷に長く聴かれず放置されていたものを持ってきたものだが、取捨選択の一環である。お、中には荒井由実も、シャンソンも、高田渡も挟まっていた。
この25年程でジャズ(鑑賞)の大海は渡った気でいるのだが、それを思うとクラシックは荷が重い。
ジャズの歴史は19世紀末以降なのでいやはやクラシックとは歴史の厚みが違う。1550年以降1900年代に確立されたと有る。
モーツァルトはやっぱり素晴らしいと言うので聴いてみれば編成も色々、男も色々いや指揮者も色々、作曲の重層さ加減が普通でないのか。
どう系統立てて聴けばいいのかが皆目見当もつかない。日曜朝のラジオNHK第一でクラシック音楽聴く位だったので。
オイゲン・キケロやジョン・ルイスがかつて行ったクラシック音楽のジャズ化にはム〜ンといった感想しか浮かばなかった。スウェーデンで成されたジョルジュ・ビゼーのピアノトリオ演奏は悪くなかった。
以前、サントリーのCMで麻辣の、いやマーラーの「大地の歌」だかが採用されて流行ったのはすでに30年も前のことと記憶する。
ピエール・フルニエのバッハ無伴奏チェロを聴きながら、食卓を囲む。
う〜ん、我が家には似合わね〜。
ボヤン、と聴くくらいが今の私には丁度いい。
「ボヤン、と聴く」たぶん、それが音楽だと思います。眉間に皺寄せて肩肘張って聴いたところで、な〜んも楽しくありません。
むかし、柳ケ瀬にもクラッシックを聴かせる喫茶店がありました。今はジャズも歌声もクラッシック、軍歌も、みんな無くなってしまいました。
まーすけ様
私は経験ないですが、一時期のジャズは眉間皺寄喫茶だったようですね。
中上健次が書いたような?そんな経験してみたくもありましたが、多分肌に合わなかったことでしょう。だから今では沢登り?
無伴奏チェロはちびっこ囲む食卓ではなくて、残雪の稜線で薄暮、焚き火の傍で聞いたことがあります。ラジオでちょうどかかって。あれはよかったですなあ。
ちびっこ食卓はマリンバ演奏のメキシコ音楽なんかあうんじゃないですかね。
yoneyama様
それは冬の主稜線上でのFM放送でしょうかね。我々の時代は土曜夕刻5時の「アヴァンティ」を聴くというのが定番でしたよ。
それ言うならエミール・クストリッツァ映画にあったようなバルカンミュージックも良さそうです。
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