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ここ近日のパン熱に浮かされて、以前オッ家内に連れられたパン専門店を思い出して行ってみた。
というのも、ちょっと調べてみたらその紹介写真にブールもカンパーニュも写っていたから。
以前の記憶ではかなり値の張るパン屋で、この店にもウェスタンが居たのを覚えているところを見ると、やはりネパールでもそうだったが彼の地でも食べたいものは食べたいんだという西洋人の強い意欲が伺える。もしかして、昨日会ったウェスタンとかつて記憶のウェスタンは同人か？
午後にして、件のパンは果たしてあった。ブールが。カンパーニュは無かったズラ。
この店は購入したパンをその場で食べることのできる店で、コーヒーを頼んでそのようにお願いすると「ではお切りして焼いて参ります」と宣う。それはいい。
「全ての装置を知恵に置き換えること」を読みながら待っていると先に済ませる会計と共に水が運ばれてきた。飲んで、、、、ん！ 何としたことか、黴臭い。
このパン屋は、マンションの一階に店を構えており、どうやら水の出どころは屋上の給水塔なのだろう。アチャーーー。
残念ながら、供されたブールは実に普通の味だった。水とは関係無いとして。
ブールなら何処のでも何でも美味しいわけではないのだと、改めて知るに至った。
水もまた、岐阜なら何処でも美味しいわけではないのだと、ここに至って初めて知った。
ちょっとショゲて、手羽先買って帰宅の途に就いた。ヒヨコ豆のカレーと、コラーゲン鍋でも作ろう。パンとは関係ないけど。
そう、人生に於いて、美味しいお気に入りのパン屋がたった一軒ありさえすれば充分なのだろう、きっと。
追；家内に拠ればそのパン屋は、以前とは店主が変わり店名も”味も”
変わったとのこと。
きょうは馴染みの店でブールを見たけど、買ったのはいつもの定番天然酵母パンのほうだった。冬はカビが生えにくくていいねえ。
以前にも紹介したかな、この本、すごくおもしろかったですよ。
https://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-86806
そうそう、私がパンに見えたような気がしたのがこんな滲みた歴史や、山にも通づるような知見です。パンではないですが、ルームの山行で棒にホットケーキミックス固目を巻き付けて焼くのを「中村(ゲット)焼き」と称すると聞いたことがあります。
それは青森では棒パンといって、幼稚園とかの各種イベントで行列のできるコーナーでした。節を抜いた竹筒と、炭火どっちゃり用意して、パン生地は、棒パンやりますというと、パン屋が、生地持って来てくれた。
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