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2019年03月18日 23:10映画全体に公開

華乱

 映画「華の乱」をロイヤル劇場にて観た。1988年作。
 何の予備知識もなく唯「松坂慶子特集」の一文のみに惹かれて出掛けた。
 撮影は木村大作、監督は松坂と深い仲だったという深作欣二。
 史実に基づいていない点で高い世評は得られていないようであるがまあ、美しい吉永小百合が拝める一点で良いのではないか。氏の喫煙シーンあり。
 
 映画の内容についてはここでは触れないが、この映画の劇中に何の偶然か!あの辻一(まこと)が登場して心底ビックらこいた。何で?
 ここ近日、辻まことの著作を読んでいたことは先日の日記にも書いたばかりだ。
https://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-182029

◆辻一(まこと);日本の詩人、画家。山岳、スキーなどをテーマとした画文や文明批評的なイラストで知られる。日本におけるダダイスムの中心的人物であった辻潤と、婦人解放運動家で甘粕事件で大杉栄とともに殺害された伊藤野枝を両親にもつ。

 マイブームでもないけれど「画文集 山の声」を読了し、昨日は昨日で「虫類図譜」を読みかけていてた矢先に、何気なく観た映画に当の辻まことが現れたのである。与謝野晶子の視点から大正時代の社会運動、芸術運動の群像を描いた映画なので、アナーキスト大杉や伊藤野絵が登場することはあっても辻潤はそうそう登場しないであろうし、ましてやそれら息子が現れる事自体に構成上無理があると思う。
 しかし、登場したのである。尺八を吹く親父辻潤の隣で托鉢する垢じみた小僧役で。
 こんな偶然って、そうそうあることではない。辻まことが映画に現れる作品何てこれ位しかないはずだ。何というタイミングか。
 なお、辻まことについては以前に西木正明氏の評伝を読んで、書いた。
https://www.yamareco.com/modules/diary/1946-detail-144040
 蛇足だが私の好む成田三樹夫が、与謝野晶子の、恋人設定の、有島武郎と、心中した、波多野秋子の、夫役、で登場した。オデコがイイ。

 退場後にいつものルーチンでサグカレーを食べ、以前maasuke1さんより情報提供頂いた古本屋「徒然舎」に初めて入店してみた。すると、山岳書コーナーは小さいものの上記の辻まことあり「樹林の山旅」あり黒田初子あり坂本直行あり「霧の山稜」は新旧二冊あった(これ読んだ人、買うなら今のうちですよ〜)。以前興味を持った京大山岳部OBの加藤泰安「放浪のあしあと」を見つけて購入した。美術書もかなり充実していたので今度、整理してあれこれ売却してみようと思う。
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この日記へのコメント

登録日: 2016/1/24
投稿数: 763
2019/3/19 22:02
 RE: 華乱
こんばんは。
「霧の山稜」はたしか先月まで無かったナ。今月はゴタゴタしていてまだ行っていないが、週末には覗いてみようと思います。
老婆心ながら、本の売却だけはやめた方がいいですよ。読みたいと思っても、絶対に帰ってきません。経験者が言うのだから、間違いありません。そんなもの積んでおけばいいのです。
登録日: 2008/6/30
投稿数: 831
2019/3/21 23:14
 RE: 華乱
老爺心(失礼!)に感謝です。積読は私の特技です。


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