「安易な救助要請」防止に「ヘリ有料化を」という意見はかなり昔から聞く話。中学生の頃、信濃毎日新聞で読んだ覚えもあるなあ。思いつきがちな話だがどこか違和感が残る、うさんくさい提案。
どこに違和感があるのかと思っていましたが、その反論を書いている人がいます。
http://snowmania7.blog38.fc2.com/blog-entry-158.html
すべての価値が数値化できるわけではありませんが、この件に関して、数字を良く調べて意見を述べています。学術論文を書いたことのある人なのでしょう。
社会システムの維持には、たとえ結果として多少の無駄が生じたとしても、払った税金の使い道にせこい事言わないのが大人というものでしょう。
私は詳しいことはわからないのですが、公共機関のヘリが出動中には、民間のヘリが飛ばされて有料になるような話を読んだのか、聞いたのかですが?
社会システムの維持とは別の部分の税金の使い道は、誰かがせこい事をいわないと、際限なく使われてしまうのが権力者の構図だと思います。予算は使い切らなければならないというのがもっとも無駄の温床になってるような気がします。
こんばんはaraigengaさん
おっしゃるとおり、根幹の社会システムの維持とは別の部分ではせこい事いっていいと思いますよ。
それから、県警ヘリが出動中は、民間ヘリが出て有料になるそうです。
ヘリ費用、捜索費用、もっといえばトイレの維持費から、山小屋の利用料まで。
全て利用者負担で良いと思います。
逆に言えば、本人負担であれば、公共ヘリを交通機関として利用するのもありだと思います。
なんかこのリンク先自体にも違和感を感じるな〜
県警の費用だけを挙げて民間の費用に触れないのは変だなぁ
たとえば自衛隊の不発弾処理の手当ては、隊員の命がかかっているのにもかかわらず
とんでもなく安い こういう公務員は他で分厚く手当てをされているから
ある一項目だけ取り出しても ただ安く見えるだけ
保険会社に出動を査定させてはどうかというくだりでは
実際はヘリ費用が安いとか言いながら、
安いはずの金を払うのを嫌がるのが保険会社と断定している
ヘリ費用が安いんだったら、そんな良好な費用対効果には
喜んで金を使って、「まともに金を払ってくれる保険会社」と
イメージの向上に努めるだろうに
それと根本的に「あるものを一方的に貶めることで、自説の正当性を上げる」 という
もういい加減やめてほしい心理的トリックを平然と使う辺りがどうもね
こんにちは。
「安易な救助要請」防止に「ヘリ有料化を」ってのはやっぱりおかしいですよね。『臭いモノには蓋』って感じで『安易な対策』でしか無い気もします。もっとも根本的な解決も難しいけれど。
論点はずれますが、救助する側は、一生懸命訓練をつみ「実地」に備えています。しかし、訓練だけでは補えない経験は「実地」で積むしかなく、その中でまた多くのことを学びます。
いいかえれば、現場で必要充分な能力を発揮するためには、訓練だけでなく『実地』が必要なわけで、程度の別無く数多くの救助を行うことが、彼らにとって必要です。出動回数が減れば、彼らの経験や能力は向上しないのですから。
毎回、シビアな状況に向かうよりは、「安易な」くらいの要請で出動して新人に経験を積ませたり、医師や関係機関との密な連絡を取ってみたり、やることはたくさんありますし。経験不足は、作業の遅れや事故につながります。
全くの思いつきですが、登山規制条例や山岳救助ヘリのある自治体では、登山税みたいなのもアリかも知れませんね。ヘリの燃料代のみへの目的税で。もっとも権力者の喜びそうな手法ですが、受益者負担ってことで
「記者は自分の書いていることを理解していません。」
ってのは、目からウロコで大いに納得。笑えました。
MATSUさん、q0u0pさんこんにちは
リンク先、
>>「あるものを一方的に貶めることで、自説の正当性を上げる」 という
印象を与えるあたり、違和感あるところかもしれませんね。
県警ヘリの有料化提案の話に絞って読んでおりました。
iharaさんこんにちは
県警ヘリは救急車のようなものと思うので、変な人がいたずら電話するからといっても、まあ出動するしか無いというのが僕の趣旨です。公共医療と公共教育はカネで解決してはいけない分野だとおもうのです。
しつこいのですがもちょっと指摘
山岳事故は自転車事故より頻度は少ないと言っている
ならなおこのこと山岳保険に対する保険会社の負担は少なくなる
とにかく全体の整合性が取れていない文章だなあとしか思わないですね
社会システム=悪 とか決めつけて悦に入る
70年代の学生運動家崩れか?こいつ? とか思えちゃう
かつて メイドインジャパンは粗製乱造の代名詞だったのですが
徹底的な品質管理で高品質の代名詞に置き換わりました
その手法は「画期的な科学の力を利用した最先端の方法」ではなくて
ただただ地道な不具合つぶしをひたすら行ない抜いた結果でした
個々人の登山者も 事故そのものを起こさない気構えで
また本当に事故の発生率を抑え込んでしまえば
このヘリ問題も陳腐化してしまい、非登山者かつ納税者の
神経を逆なですることもなくなるでしょう
さもなくばいつまでもこの問題はくすぶり続けます
・・・ところで個々人が責任を自覚して行動すると
国家はその責任から開放されて警察行為くらいしかしなくて済む
という考えはトロツキーが目標とした無政府共産ですが
ただひたすらな高福祉のほうがスゲエ左っぽいのはどういうことだろう・・・
よねやまさん、こんにちは。
まったくその通りです。いたずらでも誤報でも、救助を求める人がいれば、基本的に出動しなければならないですね。それが任務なのだから。
だからこそ、呼ぶ側の人のモラルが大切なのであって、迷惑を掛け合っている世の中だとしても、掛けないに越したことはないですね。ついでに言うと、「過去に誰かを救助したことがある」ってのも、救助に行く側からすれば全く関係の無い話ですね。
出動しなくてよいのは出動要件を満たしていない場合で、通報者が虚偽の申告をしたことが明らかになった場合には、損害賠償請求もできる筈です。ま、自治体はそんな面倒なことしないだろうけど。
q0u0pさんの言うように「事故そのものを起こさない気構え」ってのが大切なんじゃ無いでしょうか。
q0u0pさんこんにちは
文章が難しくて僕の頭ではついていけなくなりました。
上記のようにリンク先の話題の当該の部分以外は特にたいした感想を持っておりません。話題提供しておいてごめんね。
yoneyamaさん、こんにちは。
いろんな考え方があるのが世の中であることは貴殿も理解している事と思います。
先日、学生時代以来の剣岳登山をしましたが、私が登山をしていた頃に比べて、軽装で登山をしている方が大変増えているのに驚きました。また、中高年の方も多い。そのうちの何人の方は いわゆる初心者(初級者)同士であるようでした。山を楽しむことはすばらしい事である事は言うまでもないことですが、何か違和感を少し感じた事も確かです。
我々がやっていた頃は、登山はある程度のサバイバルであり、自分のことは自分で面倒を見る、というしきたりがあり、この能力が少ない者は低山ハイキングに向かい、能力が高い者が山岳登攀に向かった様に思います。山岳会や山岳部に所属しているとおのずとこの「自然淘汰」が起こり、それ故に、ある山の困難度に応じた能力のある登山者のみがその山に登っていたように思います。
しかし、今は以前にくらべて自分の能力を分からずに登っている、相対的にその山に比べて「弱い登山者」が多いように思います。
おそらく、この羽根田氏の言わんとしている根底はここにあるわけで、ヘリコプターの有料化の議論は、そこから派生している一つの極論であるのでしょうね。この事だけを取り上げて議論する事は「木を見て森を見ない」ことだと思うのですが。
山でも、それ以外の生活においても、自分(または自分たち)の事は自分(または自分たち)でケリをつけようと努力すべきであることは当然ですが、困っている人に手を差し伸べる事はいつの時代でも必要です。
ただ、貴殿は救急車との比較をされていますが、今の安易な救急車要請は救急担当医師を疲弊させており、外科系医師不足の原因の一つであるとの意見が多い事を付記します。趣旨が異なってきますので、安易に言及されるのはどうかと思います。20年以上救急患者の外科治療を行ってきた一人の医師として申し添えます。
pamir88さま
救急車の安易な言及失礼しました。今後は安易な言及をしないよう気をつけます。
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